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2016年の北海道天候状況まとめ

投稿日時:2017年1月12日 16:28 木曜日
札幌管区気象台より「2016年北海道の天候」まとめが1月4日に発表されました。
2016年の北海道22地点平均の平年差(比)は、
    気温は+0.4℃で4年連続で平年より高かった。
    降水量は124%で8年連続で平年より多かった。

    気候の変化が、記録に出ています。


 左表は地点別で降水量が
 平年に比べて特に多かった5地点
 
 網走市は平年の1.53倍です



▼地域別の平均気温及び降水量の平年差(比)


 オホーツク海側と太平洋側の
 降水量が平年に比べて
特に多かった。

月ごとの値を気象庁データよりまとめました。
▼2016年北海道地域…月ごとの平均気温、降水量、日照時間の平年差・平年比
 (気象庁HPデータより)

















・3月から暖かく、5月は歴代一位の高温になるなど『暖かい春』となりました。
6月は低気圧が北海道付近を通ることが多かったため雨の降る日が多く、
 歴代一位の降水量となりました。また、太平洋側東部を中心に日照少なくなりました。
8月は、台風の7、11、9号が相次いで上陸、10号も接近し、
 各地で記録的な大雨となり、北海道地域の月合計降水量は歴代3位となりました。
夏(6~8 月)の降水量は、1946 年の統計開始以降で最多!!
・10月は度重なる寒気と下旬の記録的寒波で低温、
 11月は寒気が流れ込み上・下旬は記録的な低温になり、
 14年ぶりに低温の11月(歴代3位)となりました。
・12月は札幌など石狩地方で大雪が降り、交通道路障害が大規模に発生しました。


春は雪解けが早く、暖かく生育も順調でしたが、
6月の雨・曇天や8月の記録的豪雨のあと9月は暑い日が続き、
病気の発生などの影響が一部ありました。
10月からの低温で生育がとまり、12月は大雪で輸送に大きな影響が出ました。

昨年一年の様子が、この気候データのとおりで思い出されます。
今年は、大きな天災や悪天候なく、無事に秋を迎えることができるとよいのですが・・・

投稿者:MITSU

北海道の農業被害状況

投稿日時:2016年9月9日 10:31 金曜日
ニュースでも大きく報じられていますが、道内の道路や鉄道の通行止めや崩落で
交通・流通網にも多大な影響が出ている北海道。
昨夜からまた雨が降っていて、また被害が広がる心配が続いています。

9/6道の発表で台風による道内の農業被害面積は
台風10号被害がその前の3つの台風の合計を上回り12,311ha、
(7・11・9号による被害が12,094ha)
合計で24,405haとなりました。
(9月7日北海道新聞より)
うち、十勝管内の被害が半分以上を占めており、
続いてオホーツク管内が2割弱を占めています。
しかし、被害面積は今後もまだ増えると予想されます。
今まで作り上げた大切な表土が流されてしまった畑は、
土が戻るまで長い年月がかかってしまいます。

▼道内各地の8月の旬別降水量まとめ(気象庁データより)
 中旬・下旬を中心に降った雨は各地で300mm、400mmを超えました。
 特に十勝、オホーツクの雨の量が多く、平年の何倍もの雨です。























▼【8/26撮影 東川町】 圃場周辺の道路に大きな陥没。
















▼【8/26撮影 東川町】 まだ小さい大根が流されてしまいました。(手前)。

















▼【8/26撮影 東川町】 スイートコーンはあちこちで倒伏してしまいましたが、
  穂のある重い部分より先が起き上がってきていました。
















▼【8/31撮影 オホーツク】 畑にたまった水をポンプで吸い出していました























▼【8/31撮影 オホーツク】 まだ根切りをしていない玉ねぎは、茎のところや
外側の皮が腐っているものも多くありました。お日様が足りず、乾燥も進んでいませんでした。


















▼【9/7撮影 洞爺】 とら豆の支柱が倒伏してしまいました。
















▼【9/7 十勝】 十勝の豆(雑穀)は非常に厳しい年になります。
 大納言小豆は冠水状態が長く続き、腐れが発生















▼【9/7 十勝】 収穫した金時豆も、色落ちや発芽粒が多く収穫をあきらめた生産者も…
 金時豆の収穫量は大幅に減少しそうです。
 また、小豆や大豆の出荷時期も例年より大幅に遅れそうです。
















▼【9/8 オホーツク】葉が青くても、地下の人参はほとんどが溶けている状態でした。
大雨、長雨にくわえ、8月下旬は気温も平年より高かったため
土の中で蒸されたことが原因と考えられます


















▼【9/8 オホーツク】水やけがひどいところは地上も枯れて無くなって
  茶色い畑になってしまっていました。

















ここまで育ててきた生産者さんの気持ちを考えると、苦しい限りです。

投稿者:MITSU

台風10号と今までの台風の影響

投稿日時:2016年9月1日 13:30 木曜日
台風10号の接近に伴い、被害に受けられた皆さまには、心からお見舞い申し上げます。

道内各地ではニュースの通り、川の氾濫や増水、強風などの被害が出ています。
▼8月の降水量データ(気象庁より) 道内各地





















今回の台風の前にも3つ上陸していることも有り、
8月下旬の降水量は上記表の通り、平年を大きく上回っております。
十勝、オホーツク、上川地方が特に多く(8月の降水量は平年の2~4倍)
北海道の平年8月《一か月》の降水量は100~150mm程度なのでいかに多いかがわかります。

中でも、【十勝地方】の農作物への被害や影響は大きくなると懸念されます。
下は8/26(台風10号の前)の豆類写真です【十勝】
台風7号の直撃で冠水や滞水した畑が多くみられ、花が落ちたものもあります。

▼莢までつかってしまったアズキ


















▼赤紫色が流れて薄くなってしまった、金時豆


















▼こちらも、金時豆

















音更町大牧農場に宮田社長にもお話をお伺いしたところ、
大牧の地域は土地は低くなく、また砂利暗渠の対策をしているのですが、
それでも畑に滞水している状況でした。
特に小豆や大豆が大きな影響を受けそうだといいます。
今年十勝は6月も多雨・日照不足で、その上、霜や風害もありました。
この8月下旬の一連の雨で、品質の心配も有り、豆類はかなり収量減になると見込まれます。
▼十勝地方 6月の気象データ(降水量、平均気温、日照時間)


















6月、8月と気候に悩まされた十勝地方…今後どのように出てくるのか、
被害の全貌はまだ明らかではありませんが、大きな影響が出ることには間違いありません。
======================================
後志や道南では強風による被害が目立ちました。

ニセコは30mmを超す強風で倉庫やビニールハウスなどの被害が出ました。
▼倉庫の屋根が飛ばされました・・・















▼はがされて飛ばされた屋根…













また、後志などでは停電も発生したため
ブロッコリー用の製氷機が止まり、出荷できないという事態も起きました。

十勝でも各地で橋が落ちたり、流されたりしていまして
集荷にも入れない場所がありましたが、
昨日、美瑛町の萌育実生産組合へ向かう道の橋も落下していました。
(回り道をして到着しました)

投稿者:MITSU

台風、大雨被害状況 《玉ねぎ、ブロッコリー》

投稿日時:2016年8月24日 15:12 水曜日
相次ぐ台風の上陸による北海道の農業被害は22日の時点で5000haを超えており、
そのうち4000haはスイートコーンとうもろこし、
23日も未明から朝まで雨が降り続いたので、さらに被害は拡大する見通しです。
【追記】===============================
道が25日に発表した状況では、上川管内でもの水稲やそばの浸水などもあり、(1077ha)
被害面積は延べ9756haに達しています。
(オホーツク管内は2000ha以上、十勝管内は約4600ha)
被害の全容は未だ把握されておらず、さらに大きくなると考えられます。
【追記】===============================

【ブロッコリー】
ブロッコリーの産地は各地で大雨の被害が出ています。
台風の豪雨により畑にたまったり、また、先週からずっと雨続きなので
軟腐病などが多発したり、黄化したりして、多くが出荷できない品質になってしまっています。
少ないながらやっと収穫しても選果で大半がはねられてしまい、
選果の時間ばかりがかかるような状況です。
今まだ花蕾がついたばかり(これから大きくなるような)畑も、
明日以降も雨が降る予報なので、しばらくはブロッコリーの出荷は
道内各地で厳しい状況が続きそうです・・・。


▼長沼のブロッコリー畑













▼石狩のブロッコリー畑























▼鵡川のブロッコリー畑

















【たまねぎ】
玉ねぎの大産地である富良野地域は
8/17~8/23までの1週間降水量合計は354mmも有り
南空知よりも被害が甚大でした。

▼富良野地域の玉ねぎ畑①

















▼富良野地区の玉ねぎ畑②

















北海道産玉ねぎの状況はこの一週間でがらりと変わってしまいました。
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▼JAびえいの施設周辺もこのように水が溜まりましたが、(8/23)
 本日堀江が訪問したところ、水はもうひいていました。

















投稿者:MITSU

あしださんの大根も。

投稿日時:2016年8月24日 13:58 水曜日
8月22日に千歳のあしだ農園をエプロン堀江と前田が訪問しました。

千歳も8月17日83mm、20日56.5mmと大雨が降り
先週8/16~8/21までの6日間の合計降水量は182mm。
(昨日8/23も50mmの雨が降っています。)

▼雨でぬかるむ大根の畑


















▼なんとか出荷に間に合わせるために収穫していただいていますが…

















▼急激に大量の雨が降ったことで、大根の割れが多くでています。
 割れやすくなっているので、収穫や選果時の衝撃でも、
 パキっとひびが入ってしまいます・・・。

















▼これからの出荷に向けて打ち合わせをする蘆田裕介さん(右)とエプロン前田

















 蘆田さんでは、出荷計画に
 基づいた作付を行い、
 播種日毎の本数を記録して、
 生育状況などを加味して
 出荷予定時期の収穫量の
 現実的な予想を立てて、出荷の
 打ち合わせをしています。




天候の影響など、最初の予定通りにはいきませんが
それでも、どうにかお届けできるように一生懸命です。

投稿者:mitsu
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