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北海道産ブロッコリー 收穫開始

投稿日時:2022年6月16日 9:48 木曜日
北海道産ブロッコリーの収穫がいよいよ始まります。

中富良野町の匠ファームでは4月14日に定植を開始。
5月はなかなか気温が上がらない日が多く、霜の被害や近隣ではひょうの被害もあったほどです。

低温の中ですが適度な降雨があり、予定よりも3日~4日ほど遅れた6月20日からの収穫に向けて着々と準備を進めています。

▼ 匠ファームブロッコリー   定植:4/14  撮影:6/15  品種:ピクセル















初収穫後も継続して収穫作業が行われ、シーズンで約54ha、150万玉の收穫、出荷を計画しています。


------------ばれいしょ----------------------------------------------------------

美瑛馬鈴薯出荷グループのばれいしょも順調に生育しています。

例年通りの4月21日より植え付け作業が始まり、適度な降雨もあり順調に生育しています。
早期出荷する圃場ではパオパオという不織布を使い、低温対策を行っていますが、先日除去作業が行われました。

▼ 美瑛町 寺島勝明さん パオパオ除去作業


畑一面となると張るのも剥がすのも家族総出で行います。


5月中旬から低温の期間が長く続きましたが、馬鈴薯は低温には強く順調に生育しています。


▼ 美瑛町 寺島勝明さん  6/15撮影 品種:男爵  
















早くも一輪だけ開花を確認できました。
これから次々と花が咲き、土の中ではじゃがいもが肥大する大切な時期となります。

7月20日頃に予定している收穫がとても楽しみです。



------------ミニ大根----------------------------------------------------

北海道南部、七飯町の木村さんでは“ミニ大根”の収穫が始まりました。


例年通りの4/9に播種を行いましたが、4月の干ばつによる発芽遅れと5月の低温による生育不良により、例年よりも7日~10日程遅れて収穫開始となりました。

ミニ大根とは一般品種の半分の長さ(20cm~25cm位)のもので、
一般品種を早期に収穫しているわけではなく、ミニ大根専用品種にて栽培を行っています。

害虫が寄りやすいため夏場の栽培は難しく、木村さんの出荷期間はシーズンで約2週間のみと大変貴重な野菜となっています。

▼ミニ大根生産者 七飯町、木村さん  品種:味いちばん

















今後、約2週間掛けて約60,000本の収穫、出荷を予定しています。

投稿者:itoshin

今年も始まりました”雪の下人参”

投稿日時:2022年3月15日 10:13 火曜日
北海道では貴重な春の野菜をご紹介します。

雪の下人参です!!!















当ブログで何度か紹介しており、数々のメディアでも紹介されていますので、
初耳ではない方も多数いらっしゃると思います。

元々は秋の野菜を長期貯蔵するための技術ですが、近年では甘みが増し、栄養分も増加することで注目されている野菜です。


生産者は留寿都村のサンファームさん。

栽培の始まりとなる播種は7月2日~3日。
通常だと10月上旬に収穫出来ますが、雪の下で越冬を行い3月11日より収穫が開始されました。
4月の下旬まで収穫を行うため、栽培期間は遅い収穫で約10ヶ月!!!


収穫作業は全て手作業を行います。
外の気温もまだ0℃前後と寒く、泥だらけになりながら全て手収穫を行います。


今年の収穫はまだ始まったばかりですが、サイズが大きく順調な収穫スタートとなりました。

サンファームさんでは約5ha、トータル200tを4月末に掛けて収穫を行います。



コチラはおなじみの美瑛馬鈴薯出荷グループです。

生産者の寺島さんより融雪剤散布の動画を提供して頂きました。



散布に使用している機械はなんとスノーモービル!

真っ白になった美瑛の丘陵を走り抜けるのは何とも気持ちよさそうです。

融雪剤を散布した畑だけ黒く染まります。
パッチワークの丘として有名な美瑛の丘ですが、モノトーンの美瑛の丘も一味違った魅力があります。


融雪剤を散布することで、早く圃場を出し地温を上げます。
この作業を行うことで、春の植え付け後の萌芽(芽が出ること)が早く揃うため、
生育ムラが少なくなり、良質なじゃが芋の生産へと繋がります。



美瑛馬鈴薯出荷グループでは例年同様に『とうや』『男爵』『キタアカリ』『はるか』を作付します。
作付面積は約22ha、4月下旬より植え付け作業が始まります。

昨年は不作だった馬鈴薯ですが、今年は豊作を願い作業が始まっています。

投稿者:itoshin

人参の生産量全国2位!千葉の産地状況

投稿日時:2021年12月3日 9:33 金曜日
12月を迎え、今年ももう残り僅かですね。
例年より雪が少ない北海道です。札幌の初雪は例年に比べ遅く、今後も根雪が遅くなる可能性があるそうです。
雪が少ないことで、影響があるのは函館の方の雪の下貯蔵大根などです。雪が少ないことで、土の中の地温があがり大根が傷んでしまう恐れがあるのです。。
今後の状況をしっかり見ていきます。

***

さて、今回は人参についてのブログです。
弊社の人参は、夏~秋は北海道産、冬~春にかけては、関東・九州産をメインにお取り扱いをしています。詳しくは→こちら(人参紹介)
ちなみに、全国の人参の収穫量は、1位が北海道、2位が千葉、3位が徳島となっています。

弊社では千葉は北部中央に位置する市、
千葉県富里市の相馬さんグループから特別栽培人参
を出荷していただいています。
富里市は人参の大産地で、相馬さんグループでも28名ほどの生産者がいます。
グループでは、化学肥料と農薬を、「ちばエコ農産物」の基準に則り地域の慣行基準より大幅に削減しており、環境にやさしく安心・安全な野菜作りに励んでいます。
今回は、既に11月に出荷が始まっている千葉産の秋冬どり人参の生育状況をみてきました。

▼相馬野菜生産者グループ代表の相馬さんです。







相馬さんは長年ずーっと人参を出荷してくださっています!













▼特別栽培人参の圃場の様子(11/26撮影)














































葉も青々しており元気な様子が伺えますね。
今年の産地状況としては7月に播種を行いましたが8月の大雨に影響を受け、彩誉(あやほまれ)という生育の早い品種を巻き直しました。
しかし、その後播種時期に適度に雨が降ったこと、それに加えて今年は台風の大きな被害がなく、天候に恵まれたため、今のところ生育も順調で平年並みを見込んでいます!
サイズもL~2L中心と大きくなっており、早く堀りあげないと大きくなりすぎてしまうほどです。
今後の天候にもよりますが、このままいけば順調な出荷を見込めます。

***

次のブログでは、これからお正月を迎えるにあたって、その時期限定のあの野菜をご案内します!

投稿者:tomo

【災害級】の猛暑と干ばつ。

投稿日時:2021年8月5日 14:23 木曜日
▼北海道農政部より、道全体の8月1日の生育状況が発表されました。
※以下の情報は北海道農政部が8月3日に発表した北海道のオープンデータをそのまま引用しています。
7月の気象については、気圧の張り出しの中で晴れた日が多く、気温は平年よりかなり高く、
日照時間も平年よりかなり多かった。
降水量については、全道的に平年よりかなり少なかった。
また、各農作物の生育状況は、高温・多照の影響により、平年並からやや早く進んでいるものの、一部地域においては、長期間の少雨の影響により、葉の萎れや枯凋が見られるほか、
生育が緩慢になるなど各作物への影響が出始めている。


***

皆さんが目にするニュースや新聞でもたくさん発表されているかと思いますが、
今回の猛暑・干ばつは「災害級」と称されています。
※以前アップした猛暑と干ばつの影響の記事もご覧ください。

統計開始以来の高温・干ばつとのこと。
生産者も今まで経験したことのない異常事態に戸惑っています。
北海道や農協は支援策も検討しているそうです。

現在、やっと小雨が降り、今週末にも雨が予想され、
来週頭8月9日からは気温がぐっと下がると気象データで予想されていますが、
各作物の生育の回復はなかなか厳しいとされています。

全体として、土質や局所的な降雨、潅水設備などによる圃場間差が大きくあるのが現状ですが、
玉葱は晩生品種に向かって、変形や小玉により収量落ちていくことが予想されます。
※一部太平洋側の一部は雨が少なくともそこまで大きな影響を受けていない地域もあります。

弊社を代表する美瑛馬鈴薯出荷グループの馬鈴薯も、以前お伝えしてからその後期待していた降雨はなく、
肥大せずMS中心となりました。

つづいて、東川町の丸巳の産地状況です。

以前、動画内で挨拶をしてくださいました動画は【こちら】矢澤 教祐社長です(2021.7.28 撮影)















丸巳では、広大な畑の中でブロッコリー、大根、人参、馬鈴薯、南瓜などたくさんの品目を作られているのですが、やはりそれぞれに干ばつの影響を受けています。

▼2021.7.28 人参 撮影















他の産地同様、雨不足で人参が細長く、この時期だとすでにMサイズほどに成長しているはずが、実際はS~2S中心でした。
しかしながら7/24に夕立があり、満足の行く量ではなかったが生育的には助かったと矢澤社長はおっしゃっていました。

盆前出荷を目指し播種を行っていましたが、生育の遅れにより例年通り盆過ぎの出荷の予定でしています。

▼2021.7.28撮影 ブロッコリー圃場




暑さで葉が枯れてしまったブロッコリーの圃場もありました。
まるで、収穫後の秋の畑のようです。
険しい矢澤社長の表情から、現状の深刻さが伝わってきますね…。

丸巳に限らず、
全道的に本当に苦しい状況です。
どうかご理解をいただけると幸いです。

投稿者:tomo

有機野菜の産地状況

投稿日時:2021年7月21日 10:42 水曜日
今回、お伝えするのは有機野菜の各産地の生育状況です。

まずは、美幌の一戸農場から。














左から一戸義則(よしのり)代表、一戸 宏公(ひろひと)さん、充仁(まさひと)さんです!
















皆さん眩しい笑顔です!

さて、気になる生育状況ですが、5月前半の低温(なんと5月1日~4日の平均気温は3.4℃!)で
作業が思うように進まなかったこと、
そしてなんといってもこちらも先日お伝えした美瑛同様、

6月から7月にかけて雨がほとんど降っておりません…。


※北海道全体の現在の天候状況、及びその影響については
この次にアップするブログでお伝えします。


雨が降っていないことで、一戸さんがメインで作られている人参はどうなっているのでしょうか?
圃場を見に行きました。

▼7.23 撮影 有機人参圃場 
















5月上旬に播種をした人参の圃場です。品種は晩抽天翔(ばんちゅうてんしょう)という品種です。



現在までの生育をみるために、掘っていただきましたが、
雨がないことで、やはり中々肥大が進んでいません…。

一戸さんが手に持っている人参をみると、
太くならず、細長くなっているのがわかりますね。

細長くなるのは人参が水分を求めて根を伸ばすためです。





現在のサイズはおよそM~Sサイズ。
本来であれば8月上旬に収穫予定ですが、
まだもう少し土の中に置いておきたいところです。

まだ、今は小さいですが、一戸さんの人参は
生で食べても甘くて美味しいと大好評!



***

こちらでも何度もご紹介していますが、一戸さんは大雪を囲む会という有機野菜の出荷グループの代表です。

有機人参の企画が8月2週から開始となりますが、
「大雪を囲む会」全体としては上富良野・中富良野の産地の生育が
順調に進んでいる為、今のところ予定通り出荷できる予定です。
このようにグループで助け合い、有機野菜の出荷に取り組んでいます!


そして、一戸さんが最も力を入れているのが、
一戸農場の土づくりの【いのち】といえる自家製堆肥です。

▼60℃以上の高温で発酵中の堆肥














70度に上がると積み上げた堆肥の上下をショベル2台で切り返しするのを繰り返して、
しっかり完熟して安全な堆肥を使っています。



▼堆肥には牛糞を7割程度使っているのですが、実際に手に取ってみても、
しっかりと完熟しているためにおいはありません。



化学合成農薬・化学肥料は一切使用していない有機栽培では、
すべての基本は土づくりだと考えます。
栄養バランスの取れた土で育ち、的確な肥培管理をされた作物は病気にも強く、害虫も寄せ付けません。

そして、土づくりの基本となるのがこちらの好気性菌で発酵した良質な堆肥です。






今年のような雨が少ない年とは対照的に、
数年前に台風で畑に雨がたまってしまった年もありましたが、
その時も畑自体の土は水分でべたつかず、フカフカとしており、毎年、自家製堆肥や有機質で畑からいただいた分の養分をしっかりと戻して
微生物環境を作る土づくりをしている効果がしっかりでていました。


以前、「“回復力のある土”を作っているから多少の遅れや、水不足はなんてことないよ」と一戸さんはおっしゃっていました。
回復力のある土で、今年の雨不足もなんとかカバーしていきたいですね。


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もうひとつ、有機といえば、
有機トマトの生産者の雨竜町の川越農場 川越さん!






























川越さんでは、7月初めから有機トマトを出荷しています!

有機栽培ですので、化学肥料・化学農薬は使わず、
堆肥とグアノ(海鳥の堆積糞を使用した天然りん酸肥料)だけで育てています。

そんなミネラル豊富な土が、太陽と水の力を借りて、
トマトをはじめ、茎や葉の硝酸態窒素をアミノ酸に変えてくれるため、
トマト本来の甘味・旨味を感じることができるそうです。

また、有機栽培のため、葉っぱにつく病気等は全て手作業で丁寧に切っています!

この作業がものすごい労力ですが、
「安心で美味しいものを届けたい」そんな強い思いをもって、
川越さんは日々真摯に栽培をしています。



そんな川越農場のトマトの生育状況としては、
7月上旬までは曇天が続いており、
中々トマトに色がつかず、苦労しましたが、
今週からは少しずつ収量が増えてきて、徐々にピークを迎える予定です。

トマトの実の肥大と、そして色づくためには、
太陽光と積算温度が不可欠です。


各地、望む天候はそれぞれですが、
適切な天候になることを祈るばかりです。

投稿者:tomo