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馬鈴薯の作柄

投稿日時:2021年9月2日 13:52 木曜日
HPのバックアップ作業などにより、更新が滞っており大変申し訳ありません。
また本日から更新していきますので、何卒よろしくお願いいたします!

***

さて、今回は北海道馬鈴薯の作柄についてです。

8月下旬から北海道の各産地で本格的に収穫が開始しました。
8月上旬に待望の降雨があったことから、茎葉が枯れる前の圃場で肥大が期待されておりました。
しかし、干ばつの中で成長した芋は、想像以上に成熟していたことから、
二次生長が多く発生してしまいました。


二次生長が起きてしまうと…
▼裂開



















まるで、収穫作業の機械などで傷つけてしまったような跡ですが、
干ばつ後の降雨で急激に肥大すると発生しやすい自然的な現象です。

美瑛馬鈴薯出荷グループでも、馬鈴薯全体的に小玉傾向と以前お伝えしましたが、
▼特にキタアカリがこの裂開がとても多く…(美瑛 8.23 撮影)







一部の生産者ではキタアカリの製品率が3割程度の見込みと深刻な状況です…。










男爵やとうやは、少し早い植え付け分、小玉傾向と少々の裂開で収まっていましたが、
キタアカリは天候の影響を一身に受けてしまいました。

▼小玉も多く散見されます。(美瑛 8.23 撮影)






















以前お伝えしたように、小玉でも、味はとっっても美味しいのです!


←味付けをしていますが、調味料がいらないくらい味の濃い馬鈴薯でした!
ミネラル肥料の投入、尚且つ今年の強い寒暖差により、
どの品種でもライマン価が高い傾向を示しており、食味の良い馬鈴薯に仕上がっているだけに、収量が落ちてしまうのはとてももったいないですね…。


エプロンでも販売の仕方の話し合いを進めています!

その他の産地では、
 ・羊蹄地区でも同様で、おおよそ半作の見込みで、尚且つ小玉傾向のことから昨年に比べ収量は激減すると予想されています。

 ・当初比較的収量がありそうであった十勝地区でも下方修正になってきており、メークインは平年の80%程度と予想が出ています。

 ・JAでは、ポテトチップス向けなどの加工用馬鈴薯も大きく不足する可能性があると発表しています。

以上、厳しい中にある今年の馬鈴薯の状況ですが、
まだ土の中にある晩生は少しずつ肥大も進んでいるので、
二次生長の被害が少なく収穫されることを祈るばかりです!

投稿者:tomo

美瑛の雨不足、深刻です…。

投稿日時:2021年7月16日 15:14 金曜日
各地で猛暑が続いています。皆様も体調にはくれぐれもご自愛ください。
さて、今回は美瑛馬鈴薯出荷グループの産地状況をお伝えします。

▼7.15 美瑛 男爵の圃場 撮影















普段なら、あぁなんて良い天気!と青空の気持ちの良い日なのですが…
以前お伝えしたように美瑛の6月の合計降水量は22mm、
そして7月もパラパラと降るだけで、本日16日までにたったの合計降水量6mmしか降っておりません。


美瑛、深刻な雨不足が続いています。


▼大西さんの男爵の圃場です(7.15 撮影)


















本来今の時期であれば、↑の写真の土が見え道のようにみえる畝は、
生育した葉で生い茂り見えなくなっている頃なのですが、
雨が降らず茎葉が中々成長しておらず丸見えの状態に…。

▼現在の土の中の馬鈴薯の生育状況を見るために、大西さんの奥様が試し掘りをしてくれました


















成長を見るためなので、貴重な馬鈴薯を決して掘りすぎないように注意します。

▼試し掘りをした馬鈴薯。

















写真だと大きいものが目立ちますが、
その脇に小さなサイズのものがちらほら。

現状のサイズはS中心の小玉が多い状況です。



収穫予定まであと約2週間。
本来であれば、お客様が待ち望んでくださっているので、できる限り早くお届けしたいという気持ちが強いのですが、
今年の状況下では本音を言うと、
「できるだけ土の中に置いておき、生育させてあげたい」

という気持ちです…。

今後の降雨の状況、天候次第によっては、良い馬鈴薯のために、
収穫開始をもう少し遅くする可能性もあるので、何卒ご理解をいただければ幸いです。

***

そんな中ですが、今年の男爵芋を一足先に味見をさせていただきました!

▼水にぬらした新聞紙で男爵を包み、
更にそれをアルミホイルに包んで炭火で焼いたものです










▼アルミホイルを開けてみると…良く火の通ったおいしそうな男爵が!










▼更に箸で割ってみると!!
















ほわほわのおいしそうな湯気がでて馬鈴薯の良い香りが香ってきます~。
肝心のお味は、新馬鈴薯特有の水っぽさがなく、ホクホクとしており、調味料がいらないくらい味が濃く、とてもおいしい馬鈴薯でした!!

これも以前ご紹介した寒暖差と生産者の努力がなせる業ですね。


今年は中々厳しい状況の美瑛馬鈴薯出荷グループですが、
雨が降ることを祈って…
皆さまに美味しい馬鈴薯をお届けできるようにこれからも全力で頑張りますのでどうか見守ってください!


投稿者:tomo

道内産地の生育状況(馬鈴薯・南瓜)

投稿日時:2021年7月1日 14:31 木曜日
今回も、道内各地の生育状況をお伝えします。

まずは馬鈴薯の代表的な産地、美瑛馬鈴薯出荷グループの馬鈴薯からです!
▼グループ代表の寺島さんご一家

















▼(6/25撮影 寺島さん とうや芋の圃場)















4月下旬に植え付けを行った馬鈴薯にきれいな白い(とうや芋)の花が咲きました!
ちなみに写真の遠くに映っているのが男爵イモです。
美瑛馬鈴薯出荷グループでは全4軒すべての生産者が特別栽培・ミネラル栽培です。

馬鈴薯は7月下旬からの収穫を予定しているのですが、
現在までの生育状況はというと、まずは下記のグラフをご覧ください▼














先ず初めに、棒グラフの最高気温最低気温をみると、昼夜の寒暖差が大きいことがよくわかりますね。
6月11日には21.5℃もの寒暖差がありました!

北海道の中でも美瑛は特に寒暖差が大きく、実はこの昼夜の寒暖差こそが、
馬鈴薯の中のでんぷん価を高めてくれる要因のひとつなんです。

馬鈴薯はでんぷん価が高いほどホクホクとおいしい馬鈴薯になるんですよ!

次に、縦棒グラフの降水量を見てもらうとわかるように、
6月29日までの降水量の合計が21mmと現在までほとんど雨が降っていません…。
肥大期にあたるこの時期の干ばつはとても悩ましいです。
















早く雨が降ってくれることを祈るばかりです!!


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続いて南瓜の各産地の生育状況です。
まずは新得町のワカハラ農場から。











ワカハラ農場は、新得町で90年あまり続いており、現在4代目の農場です。
南瓜の他、蕎麦もメインで栽培されています。

▼(6/23撮影 新得町 ワカハラ農場 南瓜の圃場)
















品種は「くりゆたか」植え付けは5/26から行いました。
6月の気温が高く、適度な降雨があったことから生育はかなり良いですよ!
収穫は8月末頃、その後風乾させるので9月中旬からの出荷を予定しています。


続いて同じく新得町のタスクファームです。
▼(6/23撮影 新得町 タスクファーム 南瓜の圃場)
















品種は「くりゆたか7」播種は5/24から行いました。こちらは特別栽培です。
発芽後低温に当たりましたが、影響なく、こちらも生育順調です!
収穫予定は9月上旬、風乾後10月からの出荷を予定しています。

タスクファームでは、
今年もえん麦による風避けと敷わらによる栽培を行っています。
詳しくは→こちら

実はおふたりとも、くりゆたか7のあとに、
『蔵の匠』という12月中旬までの出荷可能な南瓜も作っています。

南瓜は傷みやすく今までは長い期間保管できなかった野菜なのですが、
・蔵の匠がもともと貯蔵性が高い品種なこと、
・またお二人とも定温庫で温度管理をしてきちんと保管してくれていることから、
毎年12月の冬至の時期に甘味が増し抜群に美味しくなる南瓜を出荷することができています。

また、時期が来ましたらご紹介しますね!


ちなみにタスクファームさん、実はなんと昨年から南瓜の自動販売機を設置しています▼(写真は昨年のものです)


とても面白い試みですよね!南瓜の他にオリジナルCDも販売されているそう♪
ちなみに元々はスイカの自販機だそうで、時期には十勝でも珍しいスイカも販売されてますよ。

投稿者:tomo

美瑛町のじゃが芋とブロッコリー

投稿日時:2020年9月19日 13:22 土曜日
北海道では8月下旬頃より気温が下がり始め、今では秋の涼しさも感じられる様になってきました。


当ブログにて何度か生育状況をご紹介していた、『美瑛馬鈴薯出荷グループ』ですが、2020年度産の収穫作業を無事に終了致しました。

今年も高品質の馬鈴薯が平年以上に収穫されたとあって、生産者一同喜んでおります。

既に7月中旬より販売中ですが、好評により1月下旬頃に【品種:はるか】今期の販売が終了する見通しです。

▼今年最後の収穫作業 (2020.9.17撮影)



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同町の萌育実生産組合では、ブロッコリーの収穫作業が行われています。

8月中旬までは順調に生育・収穫していたのですが、お盆を過ぎてから急激な気温の乱高下が連続して起こり、ブロッコリーの生育に重大なダメージを与えました。















収穫できずに、腐敗してしまった株も大量に発生しました。

今はようやく落ち着いた天候となり収穫が再開されています。

▼萌育実生産組合収穫の様子 (2020.9.17撮影)


今年も10月中旬まで出荷を予定しています。
順調な天候を願うばかりです。。。


9月15日現在、各作物の生育状況となります。

投稿者:itoshin

北海道産、じゃが芋・玉ねぎ・人参 本格収穫スタート

投稿日時:2020年8月1日 11:3 土曜日
北海道では7月中旬よりようやく晴天が続き、夏らしい気候となってきました。
北海道代表野菜である、じゃが芋・玉ねぎ・人参の収穫作業が本格的にスタートしました。

☆ じゃが芋 ☆
美瑛馬鈴薯出荷グループの寺島さんでは、デガーという機械で芋を掘り上げ、手拾いにて収穫作業を行います。
早出しのじゃが芋は皮が柔かく、打撲に弱いので手で拾い上げ慎重に扱います。

▼手拾い作業の様子  (7/27撮影 美瑛町:寺島さん)



▼ 美瑛の広大な大地での収穫作業  (7/27撮影 美瑛町:寺島さん)




☆ 玉ねぎ ☆
北海道産玉ねぎも収穫がスタートしています。

岩見沢市の坂上さんでは、コチラもデガーという機械で玉ねぎ4畝(うね)分を1箇所にまとめて、一気に収穫します。
坂上さんは「今の作型、早生はとても良好!晩生品種は肥大期に入っており、これからの天気が重要、まだまだ油断できない」とのこと。

▼ 玉ねぎ収穫作業   (7/21撮影 岩見沢市:坂上さん)



☆ 人参 ☆
北見市の原谷さんでは7月30日より、収穫をスタートしました。
最初に収穫する圃場では、サイズ~Lサイズが中心で、割れや奇形も少なく、品質は良好です!


▼ 初回収穫圃場(7/29撮影) 品種:天翔












お盆過ぎ~8月下旬に収穫予定している圃場では、播種時期(5月下旬頃)の干ばつにより発芽遅れの影響を受けています。

その後の降雨で発芽はしていますが、生育は遅れ気味と原谷さんは心配しています。

全体としての生育は良いが、干ばつ気味なので少し雨が欲しい。少しだけ。原谷さんはおっしゃいます。


今年も干ばつや日照不足などの天候不順もありましたが、無事収穫スタート出来ています。
この調子で豊作となることを願っています。

投稿者:itoshin