先週12月5日
「わだのごぼう」の和田農園の産直点検へエプロン明石と前田が行ってきました!
まずは事務所内で、適正農業規範(GAP)に基づき点検を行いました。
▼(写真左和田社長)

普段は点検と共に圃場も視察しますが、
ごぼう・長芋共に今年の分の収穫はもう終えているので、
作物を保管している冷蔵庫や選果場を視察しました。
▼ごぼうを機械と人の手でサイズ選別している様子です。

今年はごぼう・長芋共に秋の天候不良により生育に2週間以上の遅れが出て、
例年よりも細いものが多い傾向にあります。
よって、ごぼうの全体収量も昨年の約7割ほどです。
▼和田社長と、天候不良にも負けず、特別栽培で育て上げた長芋です。

来年の春先の天候が良ければ、翌春に掘る分も順調に収穫できる見込みです。
今年の新物は現在出荷中ですので、旬の今、ぜひともご賞味ください!
また、毎年12月になると【期間限定】で北海道のお菓子メーカー“
六花亭”さんから
季節のおやつ
ごんぼが発売されます。
“ごんぼ”に使われているのは糖度の高い和田さんのゴボウ。
濃いめの甘辛キンピラがパイの中にぎっしり詰まっていて
おやきのパイ版という感じで美味しいですよー。
これもぜひ食べてほしいです。

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そして次は、
雑穀類や
インカのめざめでお馴染みのJA十勝池田町を訪問しました!
▼農産課の岡本さん(写真右)に対応していただき、
適正農業規範(GAP)に基づき点検を行いました。

点検項目にしっかり準じていたため点検は円滑に進みました!
その後、豆の貯蔵施設の小豆氷温ストレージへ▼

氷温ストレージとは、豆の品質を保つための低温貯蔵施設です。
十勝の寒さを利用して作られた氷を使用して室内を冷やしているので、
環境に優しい上にとってもエコな施設です!
施設の横にはまだ凍る前の水がたっぷり入ったキューブがたくさん置いてありました。
その後農産センターへ▼
農産センターでは、穀類貯留・調整施設にて小豆の選果の工程を
案内していただきました。
▼収穫したての小豆は殻や石、虫食いや欠け豆などが混ざっていて、
小豆の表面も薄曇っています。
これを選別し磨き上げるとピカピカの赤になります。

小豆を出荷するまでの流れを簡単にご説明します。
豆を粗選機にかける→機械で粒の小さな豆を除去→石取り機→マグネットストナーで鉄分を除去→風を使って割れた豆などを除去→豆を磨く研磨機にかける→色彩選別機→軟X線異物除去機→包装機で包装する→金属探知機で最終確認…出荷までにこんなにもたくさんの工程を経ています!
上の説明では省略していますが、違う工程でもう一度使用する機械もあり、
見逃しがないよう徹底されています。
また、金時豆など選果の工程では更に鍛錬された人の手による選別を加えています。
★詳しくはこちら(工程が写真入りでとってもわかりやすいです)⇒
JA十勝池田町HP皆様の元にお届けする豆は、機械や人の手と目を駆使して異物混入を徹底して防ぎ、
たくさんの基準を乗り越えてきたものなんです。そんなJA十勝池田町のふっくら美味しい新豆をぜひご賞味ください!
まずは来週12月22日の冬至に「小豆南瓜」ですかね。