今週、ユーコープ加藤バイヤーとエプロン高橋、伊藤が
昨年から産直産地になった原谷農園を訪問し産直点検を行いました。
【原谷農園(北見市)】では、
土壌の微生物環境に重点を置いた土づくりにこだわった栽培をしていて
定期的に人参の成分検査の結果、「抗酸化成分が高い」ことで注目を集めています。
一昨年には「ガイヤの夜明け」でも紹介されました。
▼H28年産人参でも成分分析を行いました。 《デザイナーフーズ分析》
抗酸化力を測るために、ESR法で活性酸素消去活性を評価。
人の体内で発生する活性酸素の中から
「スーパーオキシド、ヒドロキシラジカル、一重項酸素」の主な3種で測定しています。

結果は、一重項酸素消去活性が一般人参の平均値の約2.9倍
硝酸イオンが少なく、ビタミンCが約1.5倍多いという結果でした!
※一重項酸素:紫外線などによって発生する活性酸素です。
▼昨年は原谷農園でも8月末の台風の影響を受け、
予定していた量を供給することができませんでしたが
今年は、たくさんの皆さんに食べていただけるように頑張ります

▼8月初旬より収穫、選果が開始しています。

今年はB品が発生しやすくなる9月末~の時期に、
「わけあり規格」としても販売していただく予定です。
どうしても出てしまう規格なので、販売していただけるのは大変ありがたいと原谷さん。
▼収穫中の圃場を確認しに行きました。今年はいまのところ順調!
収穫時期に合わせて高畦対策している圃場も有ります。

▼収穫機で土から人参が抜かれていく様子。
【和田農園(帯広市)】も翌日訪問しました。
和田農園のごぼうは「わだのごぼう」で商標登録を取得されていて、
甘味と香り、その美味しさにも定評があります。
土作りでは、海の素材と山の素材を使った独自ブレンドの肥料を使用するなど
おいしいゴボウを作るために、土作りに工夫をされています。
▼和田さんではゴボウの生育状況を確認

▼和田政司社長にためし掘りしていただきましたが、
現時点では昨年よりも良い感じで生育していました!

早い圃場は9月中旬から収穫が開始する予定ですが
ごぼうは9月から肥大期に入るのでこれからの天候が重要になります。
順調に収穫期を迎えられるように、今年は穏やかな秋を迎えたいですね。