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北海道の生育状況 ~6月現在

投稿日時:2013年6月6日 9:32 木曜日
6月1日現在の北海道各地の農作業・生育の遅早が発表されました。
【北海道農政部調べ】
特に春先に低温、雨天、降雪などが続いた【オホーツク地方】では馬鈴薯で17日の遅れなど前回に引き続き大きいまま。










【石狩地方の玉葱】も16日遅れの移植終わりで、移植後の活着の状況もよくなく、生育も遅れています。
【空知地方の玉葱】12日遅れの移植終わり。葉数が2.6枚と平年に比べ0.7枚少なくなっています。
他の地域においても、草丈、葉数は軒並み平年を下回り生育の遅れが見られます。
たまねぎ移植の遅れは、ただ作業が遅れるだけではなく、近年は播種時期が以前に比べて早くなっており、2月末にはほとんどが終えています。
そこから移植までの期間が長く、通常は65日苗くらいで移植しますが、今年は90日苗でやっと定植というのもザラにあります。

5月の気象データを見てみると・・・

















【上旬】各地方低温。平年を大きく下回っています。オホーツク地方では降雪も数回あり。
【中旬】各地方、まだ低温が続く。日照時間が平年の3割~5割ととても少なかった。
【下旬】気温は上がり、好天が続いた。降水が少なくほとんどの地域で平年比の半分以下。
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ここからは各地の様子をお伝えします。

南空知玉葱出荷グループ
でこのような圃場が・・・。
定植後生育できなかった玉葱。こちらは5月28日に撮影したものです。
▼5月10日に定植したのが右半分の黄色っぽい箇所。左半分は翌日に植えたものです。
















▼活着せず、苗はまだ緑の葉が残ってはいますが黄色く腐ったようになっていました。
















▼同じ畑3日後(6月1日撮影)、黄色っぽかった部分は完全に枯れてしまっています。
ところどころ混ざっている緑の部分は、異なるハウスの苗を植えたところ。















原因ははっきり特定できませんが、前述のように定植後の寒さと雨の影響に加え、やや弱い苗だったこと、定植時の土壌の状況など様々な要因が絡んでいると考えられます。
植えた時点では全く予想もしなかった事態です。


一方では、順調に生育している圃場も有ります。
▼4月下旬に定植した、極早生品種「北はやて2号」(5月28日撮影)
















▼葉は5枚になり、丈もあり順調な生育です。
















一方、オホーツク玉葱出荷グループ
美幌地域は5/20、21に定植が終了しました。他の地域は5/27に終了。
4月20日から定植が始まっていますから、1か月かかっています…
















▲(6月3日撮影)オホーツクは他地域に比べても非常に低温だったこと。
降雪にも4回当たり、5月下旬からは水不足。生育は平年に比べ順調とは言えません。

つづいては、北見市・原谷農園。人参をメインに、白菜、レタスなどを作っています。
▼5月5日に種をまきした人参の畑。
















▼(6月4日撮影)通常なら1週間で発芽するのに、今年は2週間以上かかりました。
 まだ5cm程度で、これから間引くところです。















お盆前には収穫を始めたいところですが、どうなるか。
播種時期や生育状況から道内各地の人参が一気に出荷されることが心配されます。

現在北見では約2週間雨が降っておらず、干ばつ傾向です。
他の地域でも5月下旬から降水量が不足していますので、ここは恵みの雨がほしいところ。
これからの時期、雨と温度でぐんぐん生育する季節ですから、回復を期待したいです。

投稿者:MITSU
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