玉ねぎの輸入量の統計をまとめました。(貿易統計:ベジ探より)

年別の生鮮たまねぎ輸入量推移をみると、2014年には約35万tだったのが
⇒2015年約30万t⇒2016年約28万tと減少していました。
2017年は増加しており、1~4月の期間計で前年比138.5%でした。

▼2015年1月~2017年4月の単価(円/㎏)と輸入量の推移グラフ2016年の1~4月は単価も高く推移しており、輸入量も前年を割っていましたが。
2017年3月、4月は特に大幅に増加しています。

▼2017年の上位国別輸入量 たまねぎ輸入の大部分は中国産です。

日本の玉ねぎの年間出荷量全体が約112万トン、北海道が76万トン(2015年農水省統計)ですので
北海道産を除いた日本の玉ねぎ生産量に近い量が、毎年輸入されています。
価格、品質が安定して供給できれば、まだ北海道産たまねぎの引き合いはあるのではないかと考えられます。