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南瓜の収穫スタート♪

投稿日時:2021年9月17日 15:32 金曜日
秋の味覚の代表格、「南瓜」!大好きな野菜のひとつです♪
ご報告が遅れてしまいましたが、
以前ブログでお伝えした新得町の南瓜の収穫が始まっています!











▼タスクファーム(新得町) 9/7 撮影 南瓜の圃場


















笑顔がステキな代表の匡(たすく)さん。9/1から収穫がスタートしており、9/25頃まで作業の予定です。
今年は干ばつの影響を受け、サイズは小玉傾向です。
タスクファームでは化学肥料と化学農薬をできる限り削減し、特別栽培で南瓜を作っています。

また、南瓜の未熟果対策として、一斉に収穫をしません。
収穫中に南瓜の状態を確認し、まだ小さいものはまた後日畑に入り収穫する形をとっており、
とても手間がかかる作業ですが、タスクファームの食味への熱いこだわりです!

▼ワカハラ農場(新得町) 9/7 撮影 南瓜の圃場


















青々とした葉が印象的な畑ですね!ワカハラさんでは、収穫が終わるまで葉を枯らさないよう努めているそうです。
8/27から収穫がスタートしており、9月末まで作業の予定です。収穫玉数はやや少ないですが、ほぼ平年並みの収量を見込んでいるとのこと。
土壌の改良に努め、天候に左右されない安定した栽培を実現されています。
また、一玉ずつハサミでつるを切りながら、手作業で丁寧に収穫されていますよ。


***




続いて、新得町から180km離れたところに位置する幌加内町の畑さんです!























畑さんの農場のある幌加内町は空知地方の中で最も北にあり、日本の最低気温-41.2℃という記録を持ち、最も寒暖差のある地域でもあります。
南瓜を特別栽培で作られていますが、他にも特別栽培のこだわりの男爵芋を作られています!
強い寒暖差が南瓜も馬鈴薯もホクホクと、より美味しいものにしてくれるのですね。


上記の2産地は品種リレーをしますが、畑さんは蔵の匠一本で南瓜を作られています。
今年の南瓜は、他の産地同様に玉数が少なく、玉サイズも小さめとのことです。
ちなみに男爵芋は9/7に全ての収穫が終わりましたが、全体的に小玉傾向でしたが、Lサイズのものも散見され、
7/5にまとまった降雨があったことで、肥大に繋がったと考えられます!

南瓜は他の作物と違い収穫後すぐに出荷せず、品質を安定させるため、
キュアリングという風乾作業(約2週間前後)を経て出荷されます。


他の作物同様天候に左右されましたが、手間と愛情をこめて作られた生産者の皆さんの南瓜を、楽しみにお待ちくださいね!

投稿者:tomo

頑張ってくれた、玉葱。(生産者より)

投稿日時:2021年9月14日 9:29 火曜日
南空知玉葱出荷グループの坂野さんが産地状況の写真を送ってくださいました!

▼坂野さん











▼送ってくださった写真






















今年の玉葱の圃場の土です。

泥炭地でもないのに干ばつと高温の影響で土がクラストしてしまい、収穫機で収穫する際、
本来であればサラサラとしている土は下に落ちていくのですが、
あまりの固さに土塊となり玉葱と一緒に機械で掘り上げてしまうのです。
(クラスト※地表面が乾燥したところに降雨があると表層の土塊が崩壊して、
表層部に細粒子が詰まり固くなってしまうこと)


▼クラストし影響を受けた玉葱

















固い土の中で肥大化しようとし、変形してしまっています。
坂野さんより写真と共に、
「今年、頑張ってくれた、玉ねぎ達です。ここまで酷い変形は初めてです。土塊と戦っています。」
とのメッセージが届きました。

このメッセージにすべてが詰まっていますね。
自然の猛威、生産者の努力、玉葱のなんとか育とうとする力…。
今年は何度もお伝えしている異常な天候の影響で、玉葱はこのような変形果、また小玉が多い傾向です。

▼また、7日発表された北海道農政部の農作物の生育状況でも、玉葱は以下のように発表されています。
「高温・少雨の影響により、枯葉は平年より早く進んでいる。また、収穫期を迎えているものの、球径はやや小さい。」

今年は非常に厳しい状況となっています。

投稿者:tomo

雑穀主力の十勝の産地状況

投稿日時:2021年9月10日 10:20 金曜日
9月になり、大分気温も下がり、本格的な秋に向かっていますね。

さて、秋と言えば新物雑穀の季節!
小豆の日本全体の収穫量は5万1,900t(令和2年産)なのですが、その内なんと
北海道産小豆の収穫量の割合は94%と圧倒的なのです!











確かに、小豆を使ったスイーツのパッケージにはよく北海道産 小豆使用と書かれていますね。
収量の割合をみると納得です。
更に北海道の中でも十勝地方が生産量の第一位です!













十勝地方は夏と冬の寒暖差は激しく、夏は比較的高温ながら、北海道の他の地方より平均気温が2℃ほど低く冷涼で、冬は寒さが厳しいけれど降雪量が少なく、晴天日数が極めて多いのが特徴です。
このような気候は、繊細な豆には最適な生育環境だそうですよ。

更に、いんげん(金時豆含む)の日本全体の収穫量は4920t(令和2年産)で、
その内北海道の収量の割合は95%と、いんげんも北海道が圧倒的な収量ですね!

ちなみに、大豆に関しては、日本全体の収穫量は21 万8,900t(令和2年産)で、その内北海道の収穫量の割合は42%と一位は一位ですが、
他、東北や関東、北陸・九州と幅広い産地で栽培されています。
※以上の収穫量や割合は農林水産省発表データを参考にさせていただきました。

***

それでは、全国の中でも、北海道の中でも、主力な十勝の雑穀の今年の産地状況をお伝えします。
まず、全体として、やはりこちらも生育期の高温・干ばつの影響を受け、どの品種も小粒傾向となり、収量が2割程度は減少する見込みです。
↓品種別にみていきます。

「小豆」▼9.4 撮影 小豆













生育自体は順調に進んでおり、例年通りの9月中旬からの収穫を予定しています。
8月上旬から中旬にまとまった降雨があったことから、倒伏している圃場も散見される状況です。
着莢数(*開花後サヤをつけること)も平年並みなものの、葉が落ちはじめ、生育的には7日程度早くなっており、登熟日数が少ないことから小粒の可能性が高いため、収量は平年並~2割減の見込みです。
※大納言小豆も小豆同様に、生育ステージは進んでおり、収穫も5日程度は早まる可能性が有ります。

「金時豆」▼9.4 撮影 金時豆















雑穀の中でもいち早く収穫される金時豆ですが、収穫は平年よりも5日~7日早い8月下旬より収穫開始しました。現状の収量予想はこちらも小粒傾向のため、2~3割減です。
高温で生育したことから生育が進み、登熟期が高温であったことから粒が大きくならなかったためです。
昨年も小粒でしたが、本年は昨年よりも更に小粒になっている状況です。
また、色づきが浅いことから品質面も懸念されています。

「大豆」▼9.4 撮影 大豆

















生育は、例年よりも5日程度進んでいる状況です。さや付きは良好であるが、粒はやや小さめです。
雑穀の中でも一番遅い10月中旬収穫のため、確定的ではありませんが、現状の収量としては平年~やや減とみています。

大豆は作付面積が増えていることから、全体の数量にあまり変化はありませんが、黒豆は作付面積自体が減少傾向のため数量が落ちることが予想されます。
また、北海道に続いて主力産地の九州の佐賀・福岡の大豆も、8月の豪雨で影響を受け、深刻な減収が予想されています。

これから、雑穀類は収穫作業の本番を迎えるので、追ってご報告いたします。

投稿者:tomo

十勝のごぼうとブロッコリー

投稿日時:2021年9月3日 10:17 金曜日
少し時間が経ってしまいましたが、8月19日~からの産地状況をお伝えします。

★【帯広市】和田農園 ごぼう
▼8.19撮影 和田農園 ごぼう圃場

















以前お伝えしたように、4月末の大雨により発芽不良を起こした圃場もありましたが、
その後の干ばつの影響はほとんど受けず、上記の写真のように葉の緑も強く大きな葉っぱに育っていました!

▼左から和田政司社長と和田誠さんです。
















誠さんが1本ごぼうを抜いてくださりました。写真からわかるように、一か月前に比べても立派に育っていますね。
大きな遅れもなく、収穫は例年通りもう間もなくの9月13日頃からを予定しています。
みんなでこちらのごぼうを試食したところ、えぐみも少なく、甘みがありました。

言わずもがな今年も“わだのごぼう”はおいしさ満点なので、皆様お楽しみに!

▼続いて、8.19撮影 長いもの圃場















こちらは手前しか写っておりませんが、ずっと奥に約270m程続いており、一棟に約50本の長いもを植えています。
ごぼう同様和田さんの長いもとネバリスターも生育順調だそうです。

★ネバリスターとは…長芋と大和芋のよさを受け継いだ山芋で大きさは小ぶり。
しかしながら粘りは長芋の2倍以上で甘みがあり、滑らかな舌触りでクセのない味です。
長芋とどちらを美味しいと思うかは、さらさらが好きかネバネバが好きかの完璧に好みですね。

▼粘りが強いネバリスター

















和田農園と言えばごぼうにフィーチャーされがちですが、こちらのネバリスターも自慢の一品ですよ!

***

★【音更町】得地農場 ブロッコリー
▼8.20撮影 得地農場ブロッコリー 収穫の様子


得地さんでは、農薬化学肥料を半分以下削減した《特別栽培》でこだわりのブロッコリーを作っています。
得地さんでも干ばつの影響を受けていましたが、中生・晩生に向かって収量が回復してきていました。
このまま10月中頃まで頑張って出荷していきます!!

▼高温・干ばつの影響を受け、今年は↓のような花蕾のブロッコリーが各地で多く流通しています。

















少し花蕾がボコボコとしているのがわかりますね。
このようなブロッコリーは例年でもあまり見たことがなく、高温と干ばつの影響が強くでていますが、花蕾自体はぎゅっと締まっており、食味にも問題はありません。

投稿者:tomo

馬鈴薯の作柄

投稿日時:2021年9月2日 13:52 木曜日
HPのバックアップ作業などにより、更新が滞っており大変申し訳ありません。
また本日から更新していきますので、何卒よろしくお願いいたします!

***

さて、今回は北海道馬鈴薯の作柄についてです。

8月下旬から北海道の各産地で本格的に収穫が開始しました。
8月上旬に待望の降雨があったことから、茎葉が枯れる前の圃場で肥大が期待されておりました。
しかし、干ばつの中で成長した芋は、想像以上に成熟していたことから、
二次生長が多く発生してしまいました。


二次生長が起きてしまうと…
▼裂開



















まるで、収穫作業の機械などで傷つけてしまったような跡ですが、
干ばつ後の降雨で急激に肥大すると発生しやすい自然的な現象です。

美瑛馬鈴薯出荷グループでも、馬鈴薯全体的に小玉傾向と以前お伝えしましたが、
▼特にキタアカリがこの裂開がとても多く…(美瑛 8.23 撮影)







一部の生産者ではキタアカリの製品率が3割程度の見込みと深刻な状況です…。










男爵やとうやは、少し早い植え付け分、小玉傾向と少々の裂開で収まっていましたが、
キタアカリは天候の影響を一身に受けてしまいました。

▼小玉も多く散見されます。(美瑛 8.23 撮影)






















以前お伝えしたように、小玉でも、味はとっっても美味しいのです!


←味付けをしていますが、調味料がいらないくらい味の濃い馬鈴薯でした!
ミネラル肥料の投入、尚且つ今年の強い寒暖差により、
どの品種でもライマン価が高い傾向を示しており、食味の良い馬鈴薯に仕上がっているだけに、収量が落ちてしまうのはとてももったいないですね…。


エプロンでも販売の仕方の話し合いを進めています!

その他の産地では、
 ・羊蹄地区でも同様で、おおよそ半作の見込みで、尚且つ小玉傾向のことから昨年に比べ収量は激減すると予想されています。

 ・当初比較的収量がありそうであった十勝地区でも下方修正になってきており、メークインは平年の80%程度と予想が出ています。

 ・JAでは、ポテトチップス向けなどの加工用馬鈴薯も大きく不足する可能性があると発表しています。

以上、厳しい中にある今年の馬鈴薯の状況ですが、
まだ土の中にある晩生は少しずつ肥大も進んでいるので、
二次生長の被害が少なく収穫されることを祈るばかりです!

投稿者:tomo