人参

国内の産地リレーで、年中”旬”の美味しさを味わえる野菜です。
栄養価も高い人参について、 弊社の代表産地にスポットをあて、紹介します!

人参の収穫風景 : (有)丸巳(東川町)

人参の歴史と栄養価

私達が食べる根の部分と比べ、葉の長さはこんなにあります。

人参は、西アジアのアフガニスタンが原産地。現在私達が食べている人参は、
ヨーロッパ経由で日本にきた西洋人参で、先が丸く、太くて短めなのが特徴です。

 主な品種に「向陽2号」「千浜人参」があります。
人参はそのオレンジ色の色素のカロテンが豊富で、体内でビタミンAに変化します。
最近、品種によってはリコピンやアントシアニンなどの機能性成分も含むものもあります。

人参の年間の産地

人参の生育適温は18~21℃。季節ごとに産地が変わり、全国的にみて周年供給されています。
春夏人参は徳島県と千葉県、秋は北海道と青森県、冬は茨城県と千葉県が主力産地となります。


<弊社での産地サイクル>

栽培から出荷まで

※ここでは、千葉県・相馬さんグループの夏人参の例を紹介します。

○栽培のしかた
 夏に収穫する人参は、冬の寒い時期に栽培を始めるため、上にトンネルをかけます。
(右写真の右下にあるのは、トンネルの骨組みの部分です)
また、畝を作って、土のすぐ上に等間隔の穴の空いたフィルム(マルチ)をかぶせ、その穴の所に種を植えます。

 マルチをかけるのには、地温を上げたり、芽がほぼ同時期に出るように調整する意味があります。また、この作業によって、雑草が生えるのを防いだり、大きさや形の揃った人参ができるようになります。

○収穫~出荷まで
 5~6月に、2・3時間かけて収穫された人参は、その後2時間程かけて産地の香取市から印旛村の加工場に運搬されます。

商品を届けるまで鮮度を保つには、水洗いと予冷が欠かせません。

 人参は、葉のついていた根元の真ん中の部分がくぼんでて、その周りが盛り上がっているものが一番質の良いものですが、くぼみの部分に農薬が溜まりやすいため、表面を傷つけないよう、丁寧に洗浄します。

 洗浄と予冷を終えた人参は、その後出荷、皆さんの元へ届けられます。
収穫から出荷までは3日半ほどかかりますが、取れたてに近い状態で食べていただけます。

印旛村の加工場までは2時間位

丁寧に洗浄されます

鮮度を保つために予冷は欠かせません 

ダンボールで出荷されます

調理と保存のしかた

人参は、煮る・炒めるなど調理のしかたは様々ですが、生のままで用いる場合、注意が必要です。
人参に含まれるアストロビナーゼという破壊酵素が、他の野菜の栄養(ビタミンCなど)を壊してしまうので、生のまま他の野菜とあわせる際には、酢を加えましょう。酢には、破壊酵素を抑える働きがあります。

 また、保存の際は、冷暗所に保存する場合は新聞紙にくるみ、冷蔵庫の野菜室に保存する場合は(水分が奪われやすいので)ラップに包み、立てて保存してください。

代表産地の紹介

代表の相馬清示さん

●相馬野菜生産者グループ
 グループの中心年齢は60代~80代と高めですが、全員が千葉県の特別栽培農産物と、千葉エコ農産物の認定を受けています。
(相馬さんグループ紹介ページはこちら)

 夏人参は、冬の期間に栽培を始めるため、病気の発生率が少なく、農薬の使用は少ない回数に抑えられます。実際、千葉県の慣行栽培基準が14回なのに対し、相馬さんグループは2~3回しか農薬を使用していません。
 また、栽培面積に対する収量も多く、土作りや安心安全な野菜作りには、一際強い思い入れや、こだわりを持っているグループです。

●丸巳(矢澤農園)
(丸巳紹介ページはこちら)

●一戸農場(美幌町)
(一戸農場紹介ブログはこちら)
化学肥料・化学合成農薬を3年以上使用しない有機栽培つくった安心安全で味の濃い人参です。

●木村隆夫(七飯町)
(木村隆夫さん紹介ページはこちら)

●サンファーム(留寿都村)
(サンファーム紹介ページはこちら)
出荷時期は3月末から4月末まで「雪ノ下貯蔵人参」。雪中で冬越しをする昔ながらの貯蔵の知恵を利用しています。貯蔵することでぐっと甘みが増します。

 旬な時期に食べる人参は、栄養もたっぷり。自然な美味しさを味わうことができます。