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4月に入ってからは平年よりも気温の高い日が多く、安定した天候が続いています。
畑にあった雪もすっかり融けてなくなり、圃場での農作業が慌ただしくなってきました。

空知地区南部の栗山町では玉葱(早生品種)の定植作業が開始されました。

▼定植作業の様子
(撮影日4/13 栗山町)

適度な土壌水分もあり、良好な圃場条件です。
今年の栗山町は積雪量が多い年でしたが、例年通りの定植を迎えられて生産者はほっとした様子でした。

全道的には4月15日~25日には定植作業がピークを迎え、天候状況によりますが例年より5日前後早い5月の上旬に定植作業が終了しそうです。

今後、防除や管理作業を経て、極早生品種:7/中~ 早生品種:8/上~ 中生品種:8/中~  晩生品種8/下~の収穫期を目指し管理作業が始まります。

中富良野町 匠ファームでブロッコリー定植作業が開始されました。

▼ 匠ファーム  ブロッコリー定植作業
(撮影日4/14)

この日の最高気温は10℃と肌寒い日でしたが、1.2haの定植・補植作業が行われました。
順調に生育すると例年通りの6/20頃から収穫作業が行われます。

匠ファームでは6/20~10/中旬まで、54ha(約150万玉)の生産を計画しており、多忙な日々が続きます。

美瑛馬鈴薯出荷グループの寺島さんでは前進栽培(男爵)の種芋に対して“芽出し作業”が行われました。

芽出しとは、種芋を一度土の中で発芽・発根させる作業です。
芽出しを行うことで植え付け後の生育が早く、早期出荷でも皮が剥けにくい良質な馬鈴薯の
生産に繋がります。

▼ 馬鈴薯(男爵) 芽出し作業(伏せ込み作業)
(撮影日4/5)

伏せ込み後はパオパオ(被覆資材)によって、保温・保湿しながら管理を行います。

▼パオパオによって被覆されている様子

そして伏せ込みより10日後…

わずかに芽が出てきました!
が、これではまだまだ芽が小さく植え付けまでは、あと10日程必要とのこと。

植え付け時期は芽の伸長にもよりますが、例年通りの4/25頃を予定しています。

それまでハウス内での管理作業は続きます。

気象庁より発表された北海道の長期予報(4/14発表)によりますと、向こう1ヶ月での平均気温が平年+2℃以上となる地域が多く、農作業が進むと一方で局所的な高温の発生に注意が必要です

投稿者:itoshin