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北海道では貴重な春の野菜をご紹介します。

雪の下人参です!!!

当ブログで何度か紹介しており、数々のメディアでも紹介されていますので、
初耳ではない方も多数いらっしゃると思います。

元々は秋の野菜を長期貯蔵するための技術ですが、近年では甘みが増し、栄養分も増加することで注目されている野菜です。

生産者は留寿都村のサンファームさん。

栽培の始まりとなる播種は7月2日~3日。
通常だと10月上旬に収穫出来ますが、雪の下で越冬を行い3月11日より収穫が開始されました。
4月の下旬まで収穫を行うため、栽培期間は遅い収穫で約10ヶ月!!!

収穫作業は全て手作業を行います。
外の気温もまだ0℃前後と寒く、泥だらけになりながら全て手収穫を行います。

今年の収穫はまだ始まったばかりですが、サイズが大きく順調な収穫スタートとなりました。

サンファームさんでは約5ha、トータル200tを4月末に掛けて収穫を行います。

コチラはおなじみの美瑛馬鈴薯出荷グループです。

生産者の寺島さんより融雪剤散布の動画を提供して頂きました。

散布に使用している機械はなんとスノーモービル!

真っ白になった美瑛の丘陵を走り抜けるのは何とも気持ちよさそうです。

融雪剤を散布した畑だけ黒く染まります。
パッチワークの丘として有名な美瑛の丘ですが、モノトーンの美瑛の丘も一味違った魅力があります。

融雪剤を散布することで、早く圃場を出し地温を上げます。
この作業を行うことで、春の植え付け後の萌芽(芽が出ること)が早く揃うため、
生育ムラが少なくなり、良質なじゃが芋の生産へと繋がります。

美瑛馬鈴薯出荷グループでは例年同様に『とうや』『男爵』『キタアカリ』『はるか』を作付します。
作付面積は約22ha、4月下旬より植え付け作業が始まります。

昨年は不作だった馬鈴薯ですが、今年は豊作を願い作業が始まっています。

投稿者:itoshin