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九州産ばれいしょの産地状況

今年の北海道の馬鈴薯は、干ばつ及び高温の影響で、収量減・小玉傾向とお伝えしました。

今現在収穫を迎えている長崎産の秋じゃがいもも、
ちょうど生育期にあたる9月後半から、特に10月はほぼ雨がなかったため、
肥大が中々進まず、全体的に小玉傾向と予想されます。
(※秋じゃがいもは9月ごろに植え付け、11下旬~12月に収穫する作型です)

▼長崎島原市の合計降水量のグラフです。雨が少ないことがわかります。

▼秋じゃがいも収穫真っ只中の産地の様子です(11/26撮影 長崎県島原市)

ボールペンとじゃがいもを比べている写真がありますが、おおよそ直径3cm程度と非常に小ぶりとなっています

全国の馬鈴薯の総生産量(令和2年産216万5,000t)の内、1位の北海道の構成比は80%、
九州の長崎県は3%と少ない構成比ではありますが(以上、出典+データ引用・グラフデータ加工元:農林水産省Webサイト)
今年の馬鈴薯を取り巻く状況は、引き続き厳しいものとなりそうです。

投稿者:tomo