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たまねぎ 産地情報 (佐賀県~北海道)
全国2番目の玉ねぎ産地である佐賀県は約2400㏊の玉葱作付面積があります。
(平成30年産野菜生産出荷統計のデータより)
佐賀県内の半分以上の生産量を持つ白石地区では、
3月下旬より始まった収穫がピークを迎えています。
▼ 収穫の様子 (佐賀県白石地区、廣橋さん)
現在収穫している早生品種(早生7号)は、順調な生育により
大玉傾向となっております。
しかし飲食店の休業や業務需要の落ち込みにより、市場価格は平年の半値と低迷しています。
生産現場では収穫する作業員の人件費が捻出できず、雇用を控えていたり、
一部では出荷制限も行われており、収穫前の玉ねぎを圃場で廃棄している生産者もいます。
5月中旬以降は、中晩生品種~晩成品種の収穫が行われていきますが、2月以降からの長雨
の影響により「べと病」の発生が心配されている状況です。
多くの不安が残る中で、佐賀の新玉ねぎを喜んでくれる消費者のために、日々管理作業を行っています。佐賀の新玉ねぎは、みずみずしくて甘味があるのが特徴です。
スライスしてサラダにすると、シャキシャキした食感や香りも楽しめるので
オススメの食べ方です♪
一方、北海道では定植作業の真っ最中です。
▼ オホーツク玉葱出荷グループ(美幌町、佃さん)の定植作業
ドローンによる撮影なので、普段は見ることの出来ない角度からの作業と
北海道の広大な大地を見ることが出来ます。
北見では4月9日に13cmの降雪があり、定植スタートは遅れをとっています。
4月22日頃から定植作業が本格スタートしており、連休中は気温の高い日が
続くので一気に定植作業を行います。
「定植後の活着には温度と適度な水分が必要」と話す、グループ代表の佃さんは
定植後の天候も願いながら作業を行っています。
投稿者:itoshin