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雨続きの北海道
北海道では雨の無い時期が約3週間続いていましたが、
8/9からはずっと雨が続いています。
その影響で、玉ねぎの根切りや収穫ができない状態が続いています。
気温が低いので畑が乾くのも遅く、収穫が再開できるのは
早い人で来週21日か22日になりそうです。22日午後からはまた雨予報になっています…。
しかし、土質によってはさらに乾きにくいので再開できるのがいつになるのか予想できません。
▼岩見沢(南空知) 8/1~16の降水量、平均気温推移(気象庁データより)
▼美幌(オホーツク) 8/1~16の降水量、平均気温推移(気象庁データより)
7月下旬は気温も平年を上回る暑い日が続いていましたが、
昨日、今日は一気に冷えて長袖1枚では寒い気温です。
今朝早くには北海道の大雪山系黒岳で初雪が降りました…
(1974年以降では最も早い観測で、8月の初雪観測は2003年以来、15年ぶりだそう)
▼6月~8月上旬の平均気温、降水量、日照時間
6/20~7/10までの長雨の影響で水ヤケの影響が出ている圃場も有るところに、
その後は約3週間以上雨が降っていない干ばつの状況になりました。
肥大がしないまま倒伏が始まった圃場もあり、
晩生品種は小さいサイズが多く発生し収量は減少するのではないかと予想されます。
▼昨日の突風で倒れた在来種黄玉ねぎの種取り母球…
また、昨日の夜、岩見沢で
瞬間最大風速20mを超す
突風が吹きました…
種取り用の母球
ネギ坊主の部分が重いので
あと2週間ほどで
刈り取る予定だったのに
このように倒れたり、
根元で折れてしまい…
まだ被害がどうなるか
わかりませんが
今年は順調に来ていたのに
残念でなりません。
投稿者:MITSU