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産地が見えるブログ
三矢物産 玉ねぎ間もなく収穫
今週、三矢物産(鹿児島)を訪問しました。
三矢物産は鹿児島の垂水や指宿の自農場で
豆類(スナップエンドウ、インゲン、さや豆等)、おくら、玉葱などを作っています。
昨今、農業での人材不足がトピックになっていますが、
三矢物産でもフィリピンやベトナムから現在18名の技能実習生がおります。
実習生、企業の厳しい条件を満たし、
外国人技能実習生受入の優良企業に認定されました。
収穫が近づいている作物〈新玉ねぎ〉
化学肥料、農薬を慣行基準の半分以下に抑えた栽培をしています。
今年は台風などの影響で定植が例年より遅れたため収穫も遅れる見込みですが
温暖な冬だったので生育は順調です!
▼三矢物産 水迫社長
玉ねぎで悩まされているのは【猿害】
辛みが少なく甘い新玉ねぎだからか…猿がやってきて玉ねぎを引っこ抜き
丸かじりで食べる被害に合っています。
イノシシのように畑をひっくり返すわけではなく、1本ずつ抜くのですが
それでも結構食べられてしまいます。
▼猿が食い散らかした跡
▼根と茎を残してきれいに食べます
〈豆類〉は訪問した垂水の他、指宿地域でも栽培しています。
収穫時期に合わせて【ハウス、トンネルハウス、露地】と栽培のを分けて
切れ目なく秋から春まで出荷できるように計画的に作付されています。
今年はなんと、40年ぶりに一度も冬に霜が降りていません!
そのため、豆類は前進しています。
▼トンネルハウスのスナップエンドウ
春の味覚ですね
▼収穫中のスナップエンドウ
▼スジの気にならないさや豆【スジナイン】
▼5月頃収穫予定のいんげん
玉葱は3月から順次収穫開始予定です!
投稿者:MITSU