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5月になっても低温続き
5月中旬になりましたが、なかなか気温が上がらず、各産地の最低気温が5℃以下の日が続いています。
特に馬鈴薯の植え付けを行っている美瑛地区では、最低気温が5℃を超えた日はわずかに2日間しかなく、5/12のマイナス1.5℃を最低にマイナスとなる日は3日もありました。
➖➖➖➖➖➖露地アスパラ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
中富良野町の匠ファームではハウスアスパラが終了し、露地アスパラが収獲期を迎えています。
収獲は5/7から始まりました。
霜による被害も多少あり、低温による多少アントシアンが出ていますが、何とか日々の収獲を行っています。
▼ 露地アスパラ圃場の様子 5/9撮影
▼ アスパラ生産者 中富良野町 匠ファーム
これから気温が上がり、まもなく収穫最盛期を迎えます。
収獲圃場は1.5ha、アスパラの様子を見ながら6/上旬までの収獲終了まで約8tの出荷を計画しています。
➖➖➖➖➖➖ばれいしょ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
美瑛馬鈴薯出荷グループの馬鈴薯植え付け作業が終了しました。
グループの斉藤さんでは雨により圃場に入れない日が続き、思うような植え付け作業が出来ず、例年より2週間遅い5/6よりスタートし、5/14無事終了しました。
▼ 馬鈴薯植え付け作業 美瑛町:斉藤さん 5/6撮影
他3名のメンバーも同様に7日程度の作業遅れの中、無事に植え付け作業は終了しています。
今年もグループ全員、特別栽培を行います。
男爵:約12ha
キタアカリ:約8ha
とうや:約1ha
はるか:約2ha
さやか:約2ha
合計:約25haの栽培となります。
今年は遅れた作付開始となりましたが、例年通りに行けば7月中旬から約80tの生産計画となっています。
➖➖➖➖➖➖ブロッコリー➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
中富良野町でブロッコリーを栽培している匠ファームでは、雨にも負けず日々ブロッコリー定植作業が行われています。
今年最初の作型は、播種:3/15 定植:4/15よりスタート。
低温が続いているせいで少し葉色が濃くなっていますが、寒さに負けることなく順調に生育しています。
▼ ブロッコリー圃場 中富良野:匠ファーム 品種:トップスター 定植:4/15 撮影5/13
順調に7葉期まで生育しています。
これから気温も上がり順調に生育していくと6/中下旬頃に収獲を迎えることが出来ます。
匠ファームの今年の作付予定は約40ha、約110万玉の出荷計画となっています。
➖➖➖➖➖➖玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
玉ねぎの方は各産地、遅れながらも無事に定植作業が終了しています。
江別市の玉ねぎ生産者上村さんでは4/13に定植した、早生品種:SN3は草丈15cmまで成長しています。
▼ 玉ねぎの生育様子 江別市:上村さん 品種:SN3 撮影:5/10
根の部分を確認すると、白く健康的な根が伸びており、しっかりと活着している様子が確認できます。
低温が続いていますが、適度に降雨もあり生育は順調。
昨年は定植直後より20日程の干ばつが続いた年だったので、しっかりと活着しホッとした様子でした。
今後、気温が上がりさらに生育は加速していきますが、収穫量に大きく影響する6月中旬以降の肥大期には適度な水分が必要となるため、まだまだ油断することなく管理作業が続けられます。