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産地が見えるブログ
まもなく露地アスパラ最盛期/玉ねぎ定植作業終了
4月後半から続いている平年よりも気温が高く穏やかな天候は5月に入っても続いています。
5月8日から9日にかけて冷え込む日がありましたが、以降は天候が回復し再び例年より高い気温の日が続いています。
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ハウスアスパラが終了し、5月20日頃より露地アスパラの収穫がピークを迎える予定です。
露地アスパラはハウス栽培とは一味違った味わいを楽しめ、北海道を代表する春野菜の一つです。
▼ 露地アスパラ圃場の様子 5/10撮影 中富良野町
5月8日、9日には全道的な低温に見舞われ、生育停滞により収穫量が一時的に激減しました。また一部の圃場では凍害による被害が発生してしまう事がありました。
特に上川地方では大きく気温が下がり、美瑛町では最低気温がマイナス2.5℃を記録。
アスパラの表面が凍結してしまう症状が発生しました。
凍結してしまったアスパラは解凍しても、元通りにはならず廃棄処分となってしまいます。
▼ 低温により表面が凍結してしまったアスパラ 5/10撮影 美瑛町
このような強い凍害を受けてしまった圃場は、生育しているもの全てを刈り取り廃棄する事になってしまいます。
その後、新たな芽が伸長してくるまで7日~10日ほど収穫が止まってしまいます。
今後は安定した天候が続く予報により、収穫量も回復すると見込まれており、皆様の食卓にもお届けすることができます。
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北海道内での定植作業は各産地で終了しており、気温も高く適度な水分もあることから活着が良く、とても順調な生育スタートとなっています。
▼ 北海道産玉ねぎ 産地別生育状況 (5/15時点)
美幌町の仙頭さんでは極早生種“キタ七”を4月17日に定植。活着も良好で茎葉は青々としており、草丈は既に20cmにまで到達しています。
▼ 極早生種“キタ七”圃場の様子 撮影:5月15日美幌町
▼ 極早生種“キタ七”の生育の様子 撮影:5月15日美幌町
極早生種“キタ七”の収獲は7月中旬頃より約60tの出荷を予定しています。