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とうもころしは生育順調で、ピークもうすぐです
今年も昨年に引き続き日本全国で猛暑日が続き、各地で気温が35℃を超える日が増えていますが、北海道の状況は少し異なります。北海道では、平均気温は高いものの、最高気温が30℃を超える日は少なくなっています。そのため、作物の成長は早まっているものの、高温による「高温障害」はあまり見られません。
例年であればお盆を過ぎると気温が下がり、北海道も涼しくなってくるはずですが、このまま暑さが続く可能性もあるので作物に与える影響を注視していきます。
➖️➖️➖️➖️玉ねぎ️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️
玉ねぎは産地によって生育のバラつきが非常に多く、表からもわかるように十勝地区では葉が枯れ始めている圃場が多くこれ以上の肥大は望めなさそうです。
▼十勝地区 足寄町 品種:オホーツク222(8/7撮影)
一方で、オホーツク地区では葉が青々としており、これからの生育が期待できます。
▼オホーツク地区 小清水町 品種:オホーツク222(8/8撮影)
エプロン生産者全体のサイズ周りとしては中生品種まではL大中心で、晩生品種になるとL中心になる事が見込まれます。
➖️➖️➖️➖️とうもろこし➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️
得地の農場のとうもろこしは、今年は高温の影響で例年よりも生育がやや早く、順調に推移しています。
▼音更町 得地農場 ミエルコーンの圃場(8/13撮影)
▼試し採りしたイエロー種のミエルコーン(8/13撮影)
収穫適期まではあともう少しですが、粒ぞろいもよく綺麗なとうもろこしでした!
得地農場のミエルコーンの収穫予定は8/21頃ですが、その後は少し間隔を空けて、9/10頃からバイカラーのしあわせコーン、ホワイト種の雪の妖精と続いていきます。
得地農場のとうもろこしの作付け面積は8.8haで、トータル約264万本の出荷予定です。
全道的なとうもろこしの状況としては、早い産地のとうもろこしでは北海道内でも有数の収穫量を誇る芽室では7/31に出荷開始となり、羊蹄等の各地のとうもろこしも8/19頃から今月末にピークを迎える予定です。今年は早い産地も収量がとれており、品質も良好です。
➖️➖️➖️➖️➖️人参➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️➖️
北見市の原谷農園では8/1より人参の収穫がスタートしました。
▼北見市 留辺蘂町の原谷農園(8/1撮影)
今年の原谷農園の人参の生育状況としては、まず播種前の耕起が順調で砕土が細かくできたことで、人参の生育環境をうまく整えることができました。
4/23より は種がスタートしましたが、例年にない程発芽率が良く、適度な降雨がありサイズ周りも良くL~M中心で非常に良好な状態です。
▼原谷農園 品種:晩抽天翔(8/1撮影)
原谷農園の人参作付け総面積は約22ha、出荷予定数量は600tで、例年では10月中旬までの出荷を予定しています。
原谷農園の人参は、人参独特なえぐみが少なく、道外の給食にも使われていたり、人参が苦手なお子様でも食べられると全国にファンが多い人参です。