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産地が見えるブログ
玉ねぎ選別作業最盛期、大牧農場産地研修
9月後半からは最低気温が一桁となる地域も多くなっていますが、日中の最高気温は25℃を越える日もあり夏とも言えず、秋とも言えない様な天候が続いています。
9月以降も平年よりも高い平均気温が続いており、台風など接近もなく穏やかな日が続いていますが、局地的な豪雨により収穫作業に影響が出ている地域もあり、各作物の収穫作業が急がれています。
➖➖➖➖➖北海道 玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
北海道産玉葱は収穫を終え、現在は選別作業が行われています。
▼選別作業~出荷に向けた箱詰めの様子(9/30撮影)
玉ねぎの入った鉄コンを開け、人の目と手で選別作業を行います。
その後大きさに応じて自動的に2L~Mサイズに振り分けられ、箱詰めを行います。
やはり今期は小玉傾向な事、乾腐や日焼けによるロスが多いことを感じています。
➖➖➖➖➖北海道産 ブロッコリー➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
例年は10月中旬頃に本州産に切り替わるブロッコリーですが、近年のこの気温の高さによって北海道で栽培できる期間が少しずつ伸びていっています。
音更町の得地農場でも、10月末までブロッコリーの収穫を予定しています。
▼10月中下旬に収穫予定のブロッコリーの圃場(9/26撮影)

▼およそ2週間後に収穫予定のブロッコリー(9/26撮影)

例年では11月初めまで収穫がありますが、今年はこの暖かさから生育が早まる前倒しとなりそうです。
気温の高さが影響しないよう、出荷時の氷詰めもしっかり行い品質の確保にも努めています。
得地農場では10月初めからいっぱいまでで25万玉のブロッコリーの出荷を予定しています。
➖➖➖➖➖大牧農場 産地研修➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
先月9月25日と26日の2日間、コープきんき様による大牧農場での産地研修が開催され、バイヤーをはじめ配達員の方、計12名にご参加いただきました。
初日は大雨のため圃場に入れませんでしたが、生産者の五十川さんのご協力でバス車内から圃場やたい肥場を見学し、たい肥づくりや音更の入植の歴史について説明をいただきました。その後、事務所で質疑応答が行われました。
2日目は天候に恵まれ、宮田社長より風乾機や雪室保管庫、選果場の案内がありました。
▼風乾機や研修の様子(9/26)



実際に風乾機が稼働する様子をお見せすることができ、今年の作柄についても共有させていただきました。
大牧農場を代表する「ホッカイコガネ」。今年のホッカイコガネは高温・干ばつの影響により玉サイズが小さく、収量は平年比で3〜4割減の見込みです。特に大きい芋では二次生長が多発し、形がいびつなものも見られます。
▼ホッカイコガネの二次成長の様子

視察の中では、二次生長は気候要因によるもので安全性に問題はなく、食味も変わらないことを確認しました。こうした点は選果時にできる限り除かれますが、選別工程を経ても、軽度のものについては完全に取り除くことが難しく正品として出荷されることがあることを説明させていただきました。
その後、五十川ファームでハーベスターの見学や試食も行われ、収穫から選果、試食までの流れを体験いただく研修となりました。
▼試食会の様子(9/26)

▼試食のホッカイコガネ(9/26)

参加された配達員の皆様からは「おいしさだけではなく、生産者の思いや栽培の工夫を組合員さんに伝えたい」との声が多くあがり、北海こがねと大牧農場への理解と信頼がさらに深まったように感じられました。私たちエプロンとしても、産地と生協様をつなぐ立場から、今後もこうした研修を通じて商品の魅力をしっかり伝えていければと考えております。