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記録的大雪で物流に深刻な影響/新玉ねぎ・新馬鈴薯の生育状況 他

全国的な寒波の影響により、各地で物流に大きな乱れが発生しています。

25日の札幌では記録的な大雪となり、24時間降雪量は1月として観測史上最多の48センチを記録しました。積雪量も112センチに達し、この影響で道内の物流は一時、全面的に停止する事態となりました。
さらに、北海道と本州を結ぶ物流の要所である青森県でも大雪が続いており、除雪作業の影響で輸送は大きく制限されています。北海道から本州への鉄道輸送については、現時点で約一週間にわたり運休が続いているケースもあります。

エプロン出荷の玉ねぎやじゃが芋などについては、可能なものはトラック輸送に切り替えるなどの対応をとっていますが、輸送の確保は苦戦しています。

物流再開に向けた作業は進められていますが、30日以降も東北地方ではさらなる大雪が予想されており、物流が通常どおり機能する見通しは立っていません。また、仮に輸送が再開された場合でも、滞留している荷物から順次運ばれるため、再開直後にすぐ貨物が届く状況とはならない見込みです。

1月にこれほど強い寒波が到来するのは珍しく、2月の本格的な厳寒期を前に、先行きが懸念される天候が続いています。

➖➖➖➖➖玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

2月中旬から収穫を予定している、九州産新玉ねぎの生育状況をお知らせします。

▼長崎県 新玉ねぎ圃場の様子(生産者:林田さん/1月28日撮影)定植日:10月20日 品種:スーパーアップ 

スーパーアップは極早生品種で、現在のところ収穫は2月中旬を見込んでいます。定植後は低温や干ばつの影響を受けており、例年の同時期と比べると、茎葉の伸長はやや小さめの状況です。

続いて、新馬鈴薯の生育状況です。

有明海を見下ろす場所に広がる圃場です。
▼長崎県 マルチ栽培の新馬鈴薯圃場の様子(生産者:飯田さん/1月28日撮影)

収穫時期はまだ少し先の4月中旬ごろを予定しています。
こちらも低温や干ばつの影響を受けていますが、まだ収穫までは時間があるので、天候回復に期待します。

➖➖➖➖➖かぼちゃ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

今現在出荷が続いている北海道産かぼちゃですが、10月に収穫し年明けまで保管していたかぼちゃの品質状態を確認しました。

▼北海道産 かぼちゃの様子(1/23撮影)

かぼちゃは品種・産地違いのもの全部で8種類をサンプリング。まずはカットし、果肉の状態を確認。カット面からの水分は少なく、しっかり風乾していることが確認できました。
それぞれの糖度測定の結果、いずれも15度を超えており平均糖度は16.7度で、最も高いものは23度でした。また、食味検査からは、長期貯蔵できている個体においては、甘みは穏やかで、水分がしっかり抜けていることが確認できました。

ほんの数年前は冬至までの品質安定が難しかったかぼちゃが、ここまで保管できるようになったのは、種の品種改良に加え、栽培技術や貯蔵技術の向上によるものが大きいと考えられます。今後も産地と協力しながら、おいしく、品質が安定したかぼちゃ長く出荷できるよう努めていきます。

➖➖➖➖➖玉ねぎ栽培研修会➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

昨年12月、南空知玉葱出荷グループの生産者を対象に、玉ねぎ栽培研修会を開催しました。
当日は生産者14名の方にご参加いただき、エプロンからは代表の前田をはじめ、担当者4名が出席しました。
▼玉ねぎ栽培研修会の様子(12/19撮影)

研修会では、エプロンより登録失効農薬や現在注目されている薬剤、新規害虫「シロイチモジヨトウ」など、最新の栽培関連情報を提供させていただきました。
また、お招きした肥料会社の方からは、高温や干ばつ対策を踏まえた土づくりの考え方や、腐植酸資材、腐植の期待できる効果について説明をしていただきました。

今後も、天候の影響により作物栽培がより難しくなることが想定される中、必要な情報を適切なタイミングで収集・発信し、生産者の皆さんと連携しながら、より良い商品づくりに取り組んでいきます。