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露地アスパラガス収穫ピーク 他

5月に入り気温も上がっており北海道でも最高気温が20℃を超える日が多くなってきましたが、
最低気温も1桁となる日も依然として多く、寒暖差の大きい春となっています。
特に馬鈴薯では萌芽に必要な温度が確保しづらく、4/28に植え付けをした圃場においては、5/14時点ではまだ萌芽を確認できませんでした。

➖➖➖➖➖玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

▼5月15日時点での北海道各地の玉ねぎの生育状況

各地、概ね順調に生育が進んでいます。

▼岩見沢市 栗沢町 坂上さんの圃場 品種:SN-3 定植日:4/5(5/12撮影)

定植時期が早かったことにより、生育状況は例年より5日ほど進んでいます。活着後の茎葉の伸長も極めてスムーズで、現在は草丈20cm〜23cm、5葉目が出てきており、順調な生育推移です。

また、今年度からの新たな取り組みとして、これまでにも何度かご紹介してきたスマート農業機器「e-kakashi」を、玉ねぎの各産地(美瑛町、北見市、美幌町、小清水町)へ設置しました。【e-kakashi】は、一台で気温や湿度、日射量、土壌水分といった環境データを収集し、可視化できるシステムです。

▼北見市 e-kakashi設置後の圃場の様子 品種:北もみじ2000 定植日:4/18 (5/12撮影)

今回導入した生産者の皆さんからは、特に土壌水分の推移に高い関心が寄せられています。また、自身の圃場データだけでなく、他地域に設置されたデータもリアルタイムで閲覧できる点についても、地域を跨いだ潅水タイミングの把握に役立つことなどを期待しています。

運用初年度となる今期は、まずは確実なデータ収集と蓄積を優先し、中長期的な視点でこのデータをどのように栽培の最適化へ繋げていくかを検討していきます。

➖➖➖➖➖アスパラガス➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

匠ファームでは、5月8日から露地栽培アスパラガスの収穫がスタートしました。

▼匠ファーム 露地栽培アスパラガス収穫の様子(5/12撮影)

序盤は氷点下に近い冷え込みがあったりと、気温がなかなか安定せず収量が伸びない時期もありましたが、現在はようやく収穫の最盛期を迎えています。

▼匠ファーム 露地栽培アスパラガス収穫の様子(5/12撮影)

収穫の際は、規定の長さに達しているかを一目で見極め、一株ずつ鎌で丁寧に刈り取っていきます。アスパラは驚くほど成長が早く、朝はまだ短かったものが、昼頃にはもう収穫サイズまで伸びていることも珍しくありません。そのため、一日に2回以上収穫に入ることもあります。匠ファームの露地栽培アスパラガスの収穫は6月末まで続く予定です。

また、すでに収穫を終えたハウス栽培のアスパラガス圃場では、早くも次年度に向けた準備が始まっています。
▼収穫後のハウス栽培アスパラガスの様子(5/12撮影)

収穫後のアスパラガスは、茎葉を大きく伸ばし、秋の寒さを迎えるまで光合成を行います。このプロセスを経て、蓄えた養分をじっくりと根に貯蔵させていくことが、翌年の良質な芽出しには欠かせません。
今後、茎葉はさらに高く伸びていきますが、倒伏すると、養分の生成や根への蓄積が妨げられ、翌年の収量に大きく影響してしまいます。そのため、現在はハウスバンドで倒伏の予防をし、大切な親株を守っています。

➖➖➖➖➖大根➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

千歳市のあしだファームでは、大根の生育が順調に進んでいます。

▼千歳市 あしだファーム 品種:青の砦 播種日:4/18(5/14撮影)

今シーズンは圃場(ほじょう)の準備が早く整ったこともあり、例年より5日ほど早く播種を行うことができました。現在は、中耕・除草(カルチ)や追肥作業といった管理作業を行っています。

▼写真右よりあしだファーム代表蘆田さん、大根担当:勝俣さん

あしだファームでは、土づくりにこだわると共に、時期に合わせた最適な品種を次々と作付けしながら、11月上旬までの安定したこだわりの大根出荷を目指しています。