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美瑛馬鈴薯出荷グループ

エリア 北海道 上川
取り組み 特別栽培
栽培品目 馬鈴薯

産地の概要

美瑛馬鈴薯出荷グループは、馬鈴薯の適地・美瑛町で、
消費者の方々に「より美味しく、より安心な馬鈴薯を届けたい」という思いを持った生産者が4軒集まったグループです。

産地の春夏秋冬の美しい自然に恵まれた美瑛町瑠辺蘂・共和地区は、寒暖の差が激しい内陸性の気候で、土は十勝岳の火山灰土で出来ています。
この赤土系統の火山灰土によって、肌目が良く、皮の綺麗な馬鈴薯が育ちます。
また、馬鈴薯作りに適した冷涼な気候と傾斜面による水はけのよさに加え、デンプン質の多い馬鈴薯ができる土地柄です。

このような元来恵まれた環境の中で、種芋の植え付け時期をずらしたり、馬鈴薯の生長・天候に応じた管理で無駄な防除をしない工夫をしています。

安心で美味しいものを作り続けていきたいという熱い思い

代表の寺島さん一家

○全員が特別栽培
美瑛馬鈴薯出荷グループの最大の特徴は、全員が化学合成農薬と化学肥料の使用を北海道の慣行基準の半分以下に抑えた「特別栽培」を行っていることです。

○安定した輪作体系
グループでは、馬鈴薯の他に複数の品目(小麦、ビート、豆など)を栽培しており、5~6年単位で輪作を行っています。
色のグラデーションが絶妙なあのパッチワークは、輪作している作物でできるものなのです。

また、美瑛の特徴でもあるなだらかな丘には、水をためずに下に流していくという大切な意味があり、理にかなったものです。

こうした環境保全型農業を継続し、美しくも機能的な景観を守っていくために、それの担い手となる後継者の育成を行っています。
現在グループには全員後継者がおり、徐々に若手へとバトンタッチしています。

美瑛のじゃがいもが美味しいわけ。

土づくりや土質の他、昼夜の温度差も美味しい馬鈴薯作りには欠かせない要素です。
植物は、光合成の他に呼吸も行っており、夜は呼吸のみを行います。
馬鈴薯が猛暑の中育つと、それだけ呼吸が活発になり、カロリーを多く消費するため、美味しさがなくなってしまいます。

しかし涼しい美瑛町では、呼吸作用を静かに行うことができるため、カロリー消費が少なくてすみます。
そのためでん粉が多く、美味しい馬鈴薯ができるのです。

また馬鈴薯の収穫後は、馬鈴薯をスチールコンテナに入れ機械で乾燥しています。
機械を使用することで収穫後ムラなく風乾させることができるため、より早期の出荷が可能になることや、
一方で長期貯蔵する際の品質安定をも実現しています。

乾燥機

メンバー紹介

美瑛馬鈴薯出荷グループ

私たちグループは、メンバー4人とその家族で、特別栽培の馬鈴薯を作っています!

Terashima Katsuaki

Terashima Family

Onishi Hiroki

Saito Masashi

Onishi Family

Saito Family

Toyama Shunsuke

Toyama Family