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【新規】特栽ピーマン産地のご紹介

4/30エプロン伊藤がピーマンの産地を訪問しました。

仁木町にて元々長くミニトマトを作っていた3名の生産者が
今年からピーマンを特別栽培で新しく作り始めました!
初年度の今年は25tの出荷を目標としています。

定植前のピーマンの苗(4.30 播種後30日目のピーマンの苗)▼ 品種はみおぎです。

写真左から、生産者の大塚さん、大久保さんです

ピーマン作りは初の試みのため、よく生産者メンバーの間で相談しあっています。
ピーマンの害虫の付きやすさを新たに実感したり、驚きが多いそうです。

とは言っても、ミニトマト作りに関してはプロの三人なので、
その技術を応用しつつ進めています。
とっても心強いですね!

大久保さんは一番早く3月28日に定植しました(4.30定植後30日目のピーマン)▼

茎も太くがっしりしており、とても順調な生育をしていますね!

また、いずれ他の産地のピーマン生産者のところに視察を予定しており、
三人とも非常に意欲的にピーマン作りに取り組んでいます。
収穫は6月下旬を予定しています。

さて、最後にピーマンの豆知識をひとつ。
ピーマンは苦いイメージがありますが、中でもとても苦いものと、
そうでもないものがありますよね。
また、ピーマンのヘタをみると、6角形と5角形ものがありますね。
実はこのふたつの事柄は繋がっているんです!

ピーマンの苦味の度合いはヘタの形が6角形か5角形で分かるんです▼

硝酸態窒素が多いと5角形のピーマンになりやすいのです。
※硝酸態窒素は植物の生育に必要とされる養分ですが、吸収しすぎると食す際の苦みに繋がります。

特別栽培(化学肥料の窒素成分量を50%以下に抑える栽培方法)により、
過剰な硝酸態窒素が残らないピーマンを目指していきますので、
新しいピーマン産地をどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者:tomo