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JGAP選果場追加審査、北海道玉ねぎ栽培準備開始

エプロンとしての取得しているJGAP団体認証に玉ねぎ選果場を追加すべく、審査が行われました。

JGAP認証とは、適切な農業管理を行い、食品安全、労働安全、環境保全の面で持続可能な農業に取組む農場に与えられます。

今回審査を行った選果場も重要な流通の一部で、生産現場と同様に持続可能な取組が必要と考えています。

▼ エプロンJGAP団体認証

追加審査を行ったのは札幌市にある選果場。ここではスチールコンテナに入っている原料から正品規格の選果を行い、ダンボール、オリコン、ネットへ入れ製品を作ります。

日量最大40t(約2,000cs)の選果を行い、日々全国の販売先様へ出荷を行っています。

▼ 玉ねぎ選果場

▼ 玉ねぎ原料保管倉庫

JGAP審査では衛生管理、帳票整備、トレースの仕組み、リスク評価について、重点的に質疑があり、共選場の責任者である平澤さんより管理状況の説明を行っていただきました。

▼ 作業管理について説明して頂く平澤さん

▼ 製品保管倉庫での審査の様子

▼ 休憩所内にルールの掲示

▼ 選果場内の備品も定位置、定数管理

生産現場だけではなく、共選場も同じく衛生的な管理をすることで、安心安全の玉ねぎをお届けすることが出来、ロゴマークを付けたJGAP認証品として出荷することになります。

➖➖➖➖➖北海道産 玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

北海道の玉ねぎ生産者では早くも播種作業に向けた準備がビニールハウス内で始まりました。

空知地区の主要産地となる岩見沢市では例年よりも積雪量が少ないなか、ビニールハウス内で播種の準備が進められています。

▼ 岩見沢市の積雪の様子                

▼ ハウス内(播種準備中)の様子

育苗を行うハウスでは肥料をまき、ロータリーにて土と混和して細かく破砕して、平らに馴らしています。ここに播種した育苗トレイが並べられます。

現時点での積雪は少ないですが、播種は例年と同様の2/15前後から開始予定となっており、本格的な作業を前にして、生産者も豊作を期待して作業に取り掛かっています。

➖➖➖➖➖佐賀県産 玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

九州の玉ねぎ大産地、佐賀県白石地区では暖冬の影響を受けて順調な生育をしています。

播種は9/17、定植は11/20 品種はレクスター。作業は例年と変わらない時期で行われています。

1/23~1/24にかけて、この冬一番の寒気が流れ込み佐賀市内では4cmの積雪を観測しましたが、その後すぐに融けたので玉ねぎへの影響もなく生育しています。

▼ 生育中の玉ねぎ(佐賀県白石町) 品種:レクスター  撮影:1/31

順調に生育していくと収穫は4月下旬頃の予定となっています。