松倉さんは12月から販売する雪の下貯蔵大根の栽培をしています。
函館の方では収穫した野菜を雪・土の下に保存することを函館の方では「いける」といいます。
松倉さんでは、8月下旬に播種した大根を10月下旬に一旦収穫し、その後土の中にいけ、一か月半程貯蔵した後に
12月中旬から順に掘り起こし、【雪の下貯蔵大根】として出荷しています。
雪の下で貯蔵された大根は、凍らないよう身を守るために糖分を高め、水分が外に出るのを防ぎます。
そのため、水分と糖分を多く含んだ味の濃い大根になるのです。
野菜本来の美味しさを生かしたいという思いから、松倉さんは農薬の削減や環境保全型の農業に努めています。
▼掘り起こした雪の下大根