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タスクファーム

エリア 北海道 十勝
取り組み 特別栽培
栽培品目 南瓜

産地の概要

タスクファームのある新得町屈足は、トムラウシ山の麓に位置し、十勝の中でも冷涼で寒暖差の強い地域です。
また、降水量も多い地域のため、タスクファームでは生育期間中の豪雨対策として高畝で栽培をしています。

タスクファームが大事にしているのは自然の持つ力。
化学肥料と化学農薬をできる限り削減し、特別栽培を行っています。

緑肥による暴風・低温対策

排水対策として畝を高くしていますが、高い故に風の影響を受けやすく、発芽直後に強風を受けると枯れてしまうこともあります。
そこで、タスクファームでは南瓜の左右にライ麦等といった緑肥を植えることで「防風対策」ができ、緑肥に囲われていることで低温時には「低温対策」にもなります。

7月中頃、南瓜のつるが伸び、緑肥まで到達する頃には、緑肥は150cmほどの草丈まで成長しています。
このタイミングで刈り倒す事で、敷き藁として南瓜を守る「防傷効果」が得られ、収穫後は圃場へすきこむため「緑肥効果」が得られます。

南瓜の左右に植えられた緑肥

こだわりの南瓜

南瓜の未熟果対策として、一斉に収穫をしません。
収穫中に南瓜の状態を確認し、まだ小さいものはまた後日畑に入り収穫する形をとっており、
とても手間がかかる作業ですが、タスクファームの食味への熱いこだわりです。

この取り組みこそが、タスクファームこだわりのかぼちゃの甘みや身のホクホクさをより引き出しています。

南瓜の貯蔵施設も、断熱材はしっかり入れていますが、気温が低くなるまでは扉を開けて自然の風を取り入れ風乾を行っています。

畑になる南瓜

産地の思い

美味しい、また食べたいと思って頂ける南瓜作りを目指して日々研究しています。
品種・栽培・収穫時期などにこだわりを持っている味自慢の南瓜です。
是非たくさんの方に味わってほしいです。

南瓜畑にて 匡さん