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JGAP審査とたまねぎ蔵入れ
北海道産地ではしばしば最低気温が0℃を下回り、例年より少し早い冬への移り変わりを感じる日々ですが、エプロン団体認証(たまねぎ)の更新審査を行いました。
今回の審査ではいつもと違い農場へ訪問する際は、手指の消毒・マスクの着用・検温を行った上で訪問し、審査中も換気とソーシャルディスタンスを保ち審査を行いました。
審査農場は、栗山町・岩見沢市・美幌町。
選果場として、札幌市・美幌町で行いました。
審査内容は、労働安全・食品安全についてのリスク評価とその対策を中心に審査が行われ、
生産現場で起こりうるリスク(危害)に対して、各農場ごとにしっかりとした対策が施されていました。
▼ 整理整頓されている農薬庫
▼救急箱の常備と食品用潤滑油の使用
エプロン団体認証では生産者だけではなく、共撰場も団体認証を受けているため、
生産~選別~出荷までをJGAPチェーンが繋がったまま出荷を行う事が出来ます。
今回の更新では11名のたまねぎ生産者合計、約190㏊、約10,000tの生産・出荷を予しています。
産地出荷状況ですが、生産者からのコンテナ出荷はほぼ完了し、原料が選果場に集まっています。
これらを凍結しない様、全て倉庫内に貯蔵する作業、通称『蔵入れ』が終盤を迎えています。
▼ 倉庫へ収納される前の原料 (美幌町)
▼ 隙間なく貯蔵されている原料 (美幌町)
全ての貯蔵コンテナ1基ずつにオレンジのカードが入っており、『生産者』『圃場』『品種』など情報が記載されており、確実なトレースが行えます。
トレースもGAPで大切な管理点となっています。
今年の玉葱は玉サイズが2L~L大の比率が高く豊作傾向で、鬼皮が厚く表皮がキレイなのが特徴です!
これは生育中に降雨が少なく病害の発生が抑えられ、収穫中も晴天に恵まれていたが影響していると、生産者の皆さんはおっしゃいます。
貯蔵されている玉ねぎは、5月(冷蔵貯蔵)の最終出荷まで、継続的に出荷されていくことになります。
投稿者:itoshin