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産地が見えるブログ

北海道産 じゃがいも、たまねぎ本格スタート
7月中旬より全国的に厳しい暑さが続いていますが、北海道でも連日30℃を超えており北海道らしくない天候が続いています。
➖➖➖➖北海道産 馬鈴薯➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
美瑛馬鈴薯出荷グループでは待望の收穫作業が行われています。
グループの外山さんでは、例年より10日程遅い5/3からの植付けスタート。
干ばつ気味の天候の中、例年同様の7/27より收穫が始まりました。
この時期の芋は皮がとても柔らかく、機械収穫をしてしまうと、皮が向けてしまったり、打撲の原因となるため“手拾い”と呼ばれる、デガーで掘り起こし、手で収穫を行っています。
干ばつによりいつもより短い生育期間であったため、やや小ぶりの男爵芋が収穫されています。
- 馬鈴薯 収穫動画 美瑛馬鈴薯出荷グループ 外山さん 7/29撮影
収穫後はしっかりと風乾を行います。
美瑛馬鈴薯グループでは、シートとファンを組み合わせた風乾装置で、ムラなく素早く風乾を行っています。
- 風乾装置の様子 美瑛馬鈴薯出荷グループ

約24時間~48時間の風乾を行った後、選別作業を経て出荷となります。
今年も良質なじゃが芋をお届けします。
➖➖➖➖➖北海道産 玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
北海道産玉ねぎの早生品種は本格的な収穫が開始され約10日程経ちましたが、日中の暑さにより思うように収穫が進んでいません。
外気温が高い時間帯に収穫すると“日焼け”といって外皮にクレーター状の障害が発生してしまいます。
そのため日中を避けて、朝晩の涼しい時間帯のみの収穫作業が行われています。
これから収穫を迎える中晩生品種は肥大期後半を迎えており、最後のひと伸びを期待したいところですが、この高温により例年よりも約10日程早い倒伏期を迎えてしまっています。
- 中生(オホーツク222)圃場様子 足寄町:8/1撮影
干ばつ気味となっている生産地も多く、肥大が心配されますが、良質な玉ねぎを収穫するため、暑さのなか作業が続けられています。