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軟白みつば出荷開始
➖➖➖➖➖➖軟白みつば➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
年末年始には欠かせない食材“みつば”の収穫、出荷が始まりました。
恵庭市の余湖農園で栽培しているのは、軟化栽培を行った“切りみつば”で葉も茎も軟らかく、アクが少なく香り高いのが特徴で、道内外より好評を得ています。
6月に播種を行い、10月の掘り取り、11月の伏せ込み、加温の管理を続け、12月19日より収穫が始まりました。
収穫作業は早朝より8人体制で行います。ハウス内で加温されているみつばは成長が早く、1日1cm~2cmのスピードで伸びており、長さ30~35cmになったものを収穫します。
▼ ハウス内での収穫様子


収穫作業は鎌を使い手作業で行います。みつばは柔らかいので、傷つけたり折れたりしないよう丁寧に扱います。
▼ 収穫動画
収穫後はすぐに冷水で洗浄します。
余湖農園での洗浄は“粗洗浄”と“本洗浄”の2回に分けて行い、
最初に行う“粗洗浄”ではバブルと水流を利用して、表面の汚れや土汚れを除去し、
次に行う“本洗浄”では小さな葉や黄化した葉などを取り除きます。
▼ 洗浄作業の動画(粗洗浄⇒本洗浄)
パック場では50人の方々でパック作業が行われています。
作業はもちろん手作業です。ここでも黄化や異物などを除去しながら、規定の量目にパックします。
▼ みつばパック作業場

▼ パック後のみつば

まだ収穫が始まったばかりですが、気温が急に下がったせいか、やや伸びは悪いようですが、品質は良く、とてもきれいなみつばが収穫されていました。
合計5棟のハウスより収穫されたみつばは、最終出荷29日までに約15万パックの出荷を予定しています。