Blog
産地が見えるブログ
異常気象(真冬の高温) じゃが芋オススメ品種(はるか)
今月22日頃より全国的に強烈な寒波による影響で、極端な低温や大雪などの影響が各地で出ており“異常気象”という言葉も年々身近に感じます。
北海道産玉ねぎ産地のオホーツク地方美幌町では1/13に最高気温+7℃という、4月上旬並みの高温を記録し、北海道内47地点で1月の最高気温を更新する異例の暖かさとなりました。
この記録的な暖かさから一転して、わずか5日後には寒波による影響で最低気温-22℃を記録しました。
1月13日北海道伊達市、この日の最高気温は9.9℃を記録。
15時を過ぎていましがた、畑の雪の上からでも4.6℃の気温がありました。
▽1/13(15:00) 伊達市の越冬玉ねぎ圃場
早くも越冬玉ねぎの葉っぱが見えてしまっています。
積雪量が減ってしまうと雪による断熱効果が不十分となり、玉ねぎが凍結を起こしてしまいます。
雪が溶け進み不安な状況が続きましたが、その後は伊達地区でも降雪があり、少し安心しました。
本格的な玉ねぎの播種は2月中旬で約半月となりました。
次回のブログ更新では玉ねぎ播種状況をお知らせします。
➖➖➖➖➖➖馬鈴薯➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
北海道の馬鈴薯と言えば“男爵芋”が有名ですが、これからの時期からはより美味しくなる
オススメ品種“はるか”をご紹介します。
“はるか”は白肉品種の“さやか”を父として北海道農業研究センターにより育成され、
名前の由来は、皮が白く、目の周りが赤い外観から“北海道の雪解けの春(春の香り)を
イメージして名付けられました。
▽馬鈴薯品種“はるか”
▽じゃがいも “はるか”と“男爵”の比較
シーズン500tの“はるか”を選別している真狩村のアグリテック真狩では年末から始まった“はるか”の作業が最盛期を迎えています。
▽馬鈴薯(はるか) 選別作業 【動画】 1/18撮影
今年はやや大振りな芋が多く、保管状況は良好。
3月末までの選別・出荷作業が続けられます。