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北海道産たまねぎ播種開始

北海道の外はまだ雪景色ですが、2023年産の栽培に向けて作業が始まりました。

南空知玉葱出荷グループでいち早く播種作業を開始したのが、岩見沢市の坂上さん。

▼たまねぎ育苗ハウス   岩見沢市 坂上さん    2/14撮影

▼ 播種作業動画

坂上さんでは例年同様の2月7日より極早生品種(SN-3A)の播種を開始を行いました。

品種によって播種時期をずらして、晩生品種は2月21日まで作業を予定しています。

作業を行う育苗トレイはトータル約6,000枚

種が入った育苗トレイをハウス内に敷き詰めるように並べ、育苗開始となります。

▼ ハウス内の様子 中央は灌水機械     2/14撮影

ハウス内では温度管理、水分管理を行いながら、日々の生育を確認します。

この時期の北海道ではまだまだ大雪によるハウス倒壊の危険もあるため、気を抜けない日が続きます。

極早生品種は4月中旬から定植を開始し、7月中旬に収穫を目指しています。

坂上さんでは約9ha、500tの生産を目指しています。

➖➖➖➖➖佐賀県産たまねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

佐賀県の玉ねぎ産地白石地区では定植時期となる11月~12月は降雨量が前年の50%と干ばつ傾向にあり、その後は低温の日が多く全体的な生育はやや遅めです。

白石地区の生産者、小野さんでは早生品種レクスターのマルチ栽培では、1/25の寒波の影響も受けておらず、水散布による生育ムラはあるものの、順調な生育をしており一安心しました。

寒波による被害は同じ佐賀県内でも地域や圃場によって、風の当たり方などによって影響度合いが違っています。

▼ 佐賀県白石地区  品種:レクスター    2/15撮影

収穫は4月上旬を予定しており、これからは肥大期となる重要な時期となります。

今後の気温、降雨によりしっかり肥大してくることを期待しています。