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函館の貯蔵大根収穫開始/みつば生育状況 他

冬の始まりと呼べる時期になっていますが、北海道内のどの地域でも降雪が少なく、暖かい冬の始まりを迎えています。
圃場での作業はほぼ終了しており、出荷作業や来年の作付に向けて、反省会や打合せなど早くも来年にむけて始動しています。

➖➖➖➖➖貯蔵大根➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

函館市の松倉さんでは、伝統の貯蔵大根の収穫が行われています。
貯蔵大根は、8月下旬に種をまき、10月下旬に一度収穫した後、土の 仲で中で保存する大根です。土の中に貯蔵する作業は「いける」と呼ばれ、今年のいけた日は11月10日でした。その後、11月26日に大根を掘り出しました。

▼函館市 松倉さんの貯蔵大根 収穫作業の様子(11/26)

収穫は機械を使わず、人の手で1本1本掘り出す重労働です。雪が降る前は比較的作業がしやすいものの、雪の下から大根を掘り出す作業はさらに厳しいものとなります。
掘り起こした大根は800~900本ほど入るコンテナに入れられ、そのまま松倉さんの選果場へ運ばれ、選果されます。

▼貯蔵大根の選果作業の様子(11/26)

選果場では、まず機械で大まかな土を落とした後、冷水を使って1本ずつ丁寧に手洗いします。その後、大根をピカピカに磨いて出荷します。
今年は高温干ばつの中でも、しっかりと大きく育った大根となりました。更に寒い場所で貯蔵したことで糖分が増え、水分の蒸発が抑えられるため、甘く水分たっぷりの大根になります。
こうして手間をかけて育てられた松倉さんの貯蔵大根が今年もとても楽しみですね!

➖➖➖➖➖みつば➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
12月を目前に控え、年末商材として需要が高まる軟白三つ葉は、現在ハウス内で新芽の育成が進んでいます。今年の作柄について、メイン産地である余湖農園では、春の高温の影響で5月末に播種したもののほとんどが発芽不良となり、6月25日には異例の播種やり直しを行う厳しいスタートとなりました。その後も続く高温、そして干ばつの影響による生育遅れが懸念されていましたが、8月末の適度な降雨をきっかけに生育が回復。草丈も順調に伸び、10月下旬から掘り取りが始まり、養分の転流時期を経て伏せ込み作業へと移り、11月10〜20日にかけて作業が完了しました。

▼恵庭市 余湖農園の三つ葉のハウス内の様子(11/26撮影)

11月15日からはハウスの加温を開始し、現在の生育は遅れもなく安定して推移しています。
出荷日に合わせて温度管理を行いながら、草丈40cm以上で収穫を行う予定です。

今年は生育が大きく危ぶまれる状況でしたが、生産者の努力により、現在では例年の約7割の収量を予測しています。ただし、栽培適温が20℃である三つ葉は、温度を下回らないよう加温しつつ、高温による病気を避けるなど、細やかな管理が欠かせません。また、生育が早いため、収穫適期が非常に短いという難しさもあります。

非常に厳しい環境を乗り越えてきた今年の三つ葉が、皆さまのもとへ無事に届くよう、生産者一同、出荷に向けて丁寧な管理と作業を努めてまいります。

➖➖➖➖➖ブロッコリー➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

エプロン産地の北海道産ブロッコリーの収穫が本日11/27で終了しました。
今年は猛暑の影響により病害虫の発生も多く、特に一昨年猛威を振るった“黒すす病”の発生が早い時期から長きに渡って発生し、生産者を苦しめました。
しかし、一昨年ほど被害が拡大しなかったのは、各生産者の皆さんが高温対策や黒すす病対策を徹底してくださったおかげです。

一方で、ここ数年では残暑が長引く傾向にあり、北海道産ブロッコリーでも10月いっぱいまでは安定した生産が見込まれており、産地によっては11月下旬まで問題なく収穫作業が続けることができました。
来年以降も猛暑は続くと予想され、冷涼な気候を好むブロッコリーにとって大きな課題となりますが、生産者はすでに来年に向けた猛暑対策を進めています。