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道内早い生産者で玉ねぎ定植開始/佐賀新玉ねぎ品質・生育良好/アスパラやや早く収穫開始 他

今年の北海道の冬は、地域によって大雪と小雪がはっきりと分かれ、一時は物流に混乱が生じるほどでしたが、3月に入ってからは全道的に気温が高い状態が続き、今ではほとんどの地域で残雪がない状態になっています。
また、3月30日には北海道内で最高気温が15度を越える地域もありました。
こうした早い春の訪れとともに、各地域の圃場での作業が始まっています。

➖➖➖北海道産 玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

岩見沢市の一部の生産者では周囲に先駆けて定植作業が始まりました。
今年は小雪であったことに加え、雪解けが順調だったことから、例年作付けが早いこちらの生産者でも、さらに10日ほど早い3/25からの定植開始となりました。

▼岩見沢市 定植作業の様子(3/25撮影)

▼定植後の畑の様子(3/25撮影)

また、3月中旬まで雪が残っていたオホーツク地方においても、現在はハウス周辺の雪が解け、内部では育苗が順調に進んでいます。

こちらの生産者では4月中旬の定植が予定されています。
このように多くの地域では育苗中ですが、今年は夜温が高いためハウス内での生育ムラが少なく苗の生育は良好です。また、早い雪解けにより地温の確保は進んでいますが、一方で圃場の乾燥を懸念する声も上がっています。
現在は定植に向けて苗が徒長しないよう、慎重な温度管理のもとで作業が続けられています。

➖➖➖九州 新玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

長崎県産に続き佐賀県産の収穫、出荷もピークを迎えつつあります。
生育前半は干ばつによる生育の遅れもありましたが、2月以降は気温が安定し、適度な降雨にも恵まれたことで急速に成長しました。
その結果、現在は例年よりも約1週間ほど早いペースで収穫・出荷が行われています。
極早生品種は品質・サイズともに良好で、続く早生品種についても葉色が良く、順調な生育を見せています。

▼佐賀 白石地区 露地栽培 品種:ボルト(早生種)

その次の中晩生品種については、現時点で雨がやや多い傾向にあるため、今後の生育への影響を注視している状況です。

➖➖➖北海道産 アスパラガス➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

北海道・中富良野町にある匠ファームでは、3/31よりハウスアスパラガスの収穫が始まりました。
北海道に春の訪れを感じさせてくれる、瑞々しいアスパラの季節の到来です。

▼匠ファームのハウスアスパラガス(提供写真:匠ファーム)

今年は雪解けが早かった影響もあり、農作業や収穫の開始時期が例年より1週間ほど早く進んでいます。
現在、匠ファームでは4棟のハウスでアスパラを管理していますが、今年収穫を迎えるのはそのうちの1棟です。残りの3棟については、来年以降に順次収穫できるよう、現在は大切に株を育てている段階です。

また、今シーズンは新たな試みとして、スマート農業機器「e-kakashi」をアスパラガスの圃場へ設置しました。

▼スマート農業機器「e-kakashi」

以前こちらの記事(https://www.apron-co.jp/blog/5395/)でもご紹介したこちらの【e-kakashi】は、一台で気温や湿度、日射量、CO₂、土壌水分といった環境データを網羅的に収集できるシステムです。

今後匠ファームをはじめとした各産地へ提供・展開を予定しているものです。

▼e-kakashi設置の様子(匠ファーム紺谷代表とエプロン社員)

▼収集したデータは下記のようにいつでも数値としてスマートフォンで確認することができます。

リアルタイムに確認でき、各項目の推移をグラフで分析することも可能になります。

こうした取り組みは、すぐに劇的な成果が得られるものではありません。しかし、弊社がハブとなり、複数の産地で継続的にデータを蓄積・共有していくことは、将来的な栽培技術の向上や、農業におけるリスク低減に寄与するものと考えています。
各生産者が持つ確かな経験と、客観的なデータを掛け合わせることで、より高品質で安定した農作物を皆さまにお届けするため、産地と共に一歩ずつ着実に進化を続けていくよう努めていきます。

➖➖➖生産者とのエプロン社員の交流➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

先日、音更町でブロッコリー・南瓜・とうもろこしを生産されている得地農場の後継者であるご子息2名が、弊社を訪問されました。

▼エプロン社員との交流の様子

当日は弊社の事業取り組みについて説明したほか、得地農場の農産物が実際にどのような形で市場展開されているかを改めて共有しました。20代前半とお若い二人ですが、非常に熱意を持って取り組まれており、その姿勢を大変心強く感じています。

弊社としても、未来の農業を担う若手生産者の活動を後押しするとともに、今後も信頼できるパートナーとして協力関係を築いていきます。