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かぼちゃ 収穫スタート
7月下旬から続いていた猛烈な暑さも9月に入ってからは徐々に気温が下がり始め、過ごしやすくなってきていますが、平年と比較しても3℃~5℃ほど高い最高気温が続いており厳しい残暑となっています。
➖➖➖➖➖かぼちゃ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
全道的な作況としては、7月下旬から続いた高温・干ばつにより、玉サイズはやや小ぶりとなっており、収穫時期まで茎葉を維持できなかった圃場では日焼けによる腐敗、裂果などの品質不良が発生している様子です。
新得町のワカハラ農場では収穫の最盛期を迎えています。
播種、定植時期となる5月は低温が続いていたため例年よりも5日前後遅らせたスタートとなり、
特に低温による影響を受けやすい品種“蔵の匠”は6/5からの播種作業となりました。
収穫開始は例年同様に8月28日よりスタートしました。
他地区同様に高温、干ばつによる影響を受けながらも、肥大は良好で6玉サイズが中心となり、平年以上の収穫量が見込めそうです。
▼ ワカハラ農場のかぼちゃ 品種:くりゆたか 9/8撮影
冬至まで長期間出荷を行うためには、収穫後のしっかりと風乾も重要です。
ワカハラ農場では強制風乾の仕組みを利用して、素早い風乾を行っています。
▼ ワカハラ農場 風乾作業の様子 撮影:9/6
今年の作付は約11ha。
9月下旬の出荷開始より、くりゆたか、くりゆたか7、ブラックのジョー、蔵の匠と品種リレーを行い、最終となる冬至向けまでに約180tの出荷を予定しています。
➖➖➖➖➖玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
▼ 北海道産 玉ねぎの産地状況 (9/15更新)
例年よりも収穫作業は順調に進んでおり、収穫圃場も残り僅かとなってきました。
圃場にある玉ねぎも高温にさらされた事による“日焼け”症状が多発しています。
▼ 日焼けによる 変形 9/14撮影:小清水町
生産地、品種、作型を問わず全道的に発生しており、特に晩生品種ではサイズが小さく収穫量が少ないと想定される中、さらなる減収となってしまいそうです。
収穫作業も残り1週間~2週間で終了となり、例年よりも1週間ほど早く収穫が終了する見通しです。