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冬至向け南瓜出荷最盛期、みつば生育状況、玉葱生産者学習会

➖➖➖➖➖北海道産かぼちゃ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

新得町のワカハラ農場では、冬至が近づくに連れて南瓜の出荷作業が慌ただしくなってきました。

今年は高温、干ばつに悩まされながらも、茎葉をしっかり残すことを意識して管理作業を続け8月28日より収穫を開始、10月2日より出荷が行われています。

結果、平年作より作柄が良く200tを超える収穫量となりました。

ワカハラ農場では風乾をしっかりと行うこと、丁寧な選果を行うことを強く意識して品質の良い南瓜を出荷しています。

▼ ワカハラ農場  南瓜選別、出荷の様子

選果ブラシに通す前に1つ1つ手に取り確認しながら選果を始めます。

ブラシによる磨きをかけた後は、重量を秤り箱詰めしますが、これも全て手作業に行います。

12月からは貯蔵性の高い品種“蔵の匠”へ切り替えて出荷を行います。

出荷の約半数を12月~冬至の期間に向けて出荷を行っているので、貯蔵中の温度管理は24時間体制です。今年の冬至となる12月22日まで約3週間。徹底した温度管理とわずかな品質のブレを日々確認しながら、出荷作業が続けられています。

▼ 南瓜生産者の若原さん

➖➖➖➖➖北海道産 軟白みつば➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

年末恒例の野菜“軟白みつば”も順調に生育しております。

前回のブログでは余湖農園(恵庭市)の掘り取り作業をお伝えしましたが、順調に生育が進み11月16日より伏せ込み作業が始まりました。

掘り取り後は根に養分を蓄えるため、圃場でしっかりと養生し、その後ハウスに敷き詰められ加温による促成栽培がはじまります。

▼ 軟白みつば 掘り取り後(伏せ込み直前)の様子

▼ 掘り取り後の株(根)の様子

▼ ハウスへの伏せ込みの様子

▼ 伏せ込み後8日後の様子

伏せ込み後8日で早くも葉が伸長してきました。

出荷開始となる12月22日に合わせてハウス内の温度管理をこまめに行います。

今年は平均的に気温が高い日が多い中で、冷え込む日もあり、温度管理による生育コントロールがとても難しい年となっています。

これから出荷が始まる日まで緻密な温度管理を続け、出荷となります。

➖➖➖➖➖玉葱生産者 勉強会➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

北海道の玉葱生産者は今年の収穫を全て終え、2月から続いた作業の疲れを癒やす期間となりますが、早くも来年の作に向けて意気込んでいます。

11月30日~12月1日に弊社で開催された若手中心の肥料学習会では、北見・十勝地区より22名の生産者の参加がありました。

ロイヤルインダストリーズ社様『温暖化気候の作物栽培管理』

タキイ種苗様『玉葱新品種紹介』

フジトレーディング社様『葉面散布“フルボ酸”の紹介』

▼ 講習会の様子 (北見地区)

▼ 学習会の様子  (十勝地区)

▼ ロイヤルインダストリーズ様

▼ タキイ種苗様

これからの時代を担う若い生産者の積極的な姿勢には、これからがとても楽しみになりました。