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インカ収穫スタート/じゃが芋新品種「ゆめいころ」

お盆時期を過ぎても最高気温が30℃前後あり、秋に向かって気温が下がり始める様子がなく、長い残暑となっています。6月から7月に待ち望まれていた雨は今になって頻繁に降り出し、収穫作業を遅らすなどの影響を与えています。

➖➖➖➖➖北海道 玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
▼9/1時点での北海道各地の玉ねぎの生育状況です

北海道産玉ねぎは、早生収穫以降の中生・晩生が、定植時の雨と生育時の高温・干ばつの影響を強く受けております。現在は中生・晩生ともに収穫の最盛期を迎えていますが、生育期間中の高温により茎葉が早期に枯れ上がり、十分に肥大する前に収穫期を迎える形となっており、サイズ・収量ともに大きな影響が出ています。

▼収穫後の中生 岩見沢市産玉ねぎ M中心と小ぶり

➖➖➖➖➖北海道 じゃが芋➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

インカのめざめ

JA十勝池田町のインカのめざめ、収穫最盛期を迎えています。

▼インカのめざめ収穫作業の様子(撮影8/27)

▼収穫作業の様子(8/27撮影)

春先の雨の影響で欠株が発生し、収穫量は例年を下回る見込みです。

インカの食味は貯蔵中にでんぷんが糖に変化することで、年明けには甘みが増す「インカのめざめ」の味わいが、今から待ち遠しく感じられます。

じゃが芋の新品種

じゃが芋の新品種として期待される『ゆめいころ』というじゃが芋をご存知でしょうか?

ゆめいころとは…
・「ゆめいころ」は、「男しゃくいも」並の早生で、「男しゃくいも」より10%程度多収である。
・ジャガイモシストセンチュウ抵抗性と“中”程度のそうか病抵抗性を併せ持つ。
・塊茎の目が「男しゃくいも」より浅いことから、剥皮歩留まりが高い。

※ 出典:農林水産省ウェブサイト(https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo03/gityo/new_tech_cultivar/2022/2022seika-05.html)

一般的なじゃが芋品種の男爵と比較してみました。

▼男爵(左)・ゆめいころ(右)

・ゆめいころの形状は男爵に比べるとメークインのような楕円形
・中の果肉はどちらも淡い黄色
・加熱し試食した結果は、
ゆめいころは男爵に比べあっさり・しっとりとした味でした。

今回は、将来が期待される新品種「ゆめいころ」と定番の「男爵」を比べてみました。あっさり・しっとりとした「ゆめいころ」、料理によっては男爵とはまた違った活躍を見せてくれそうです。今後の展開にも注目したいですね!

➖➖➖➖➖北海道 トマト➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

5月末から出荷スタートした空知高糖度トマト出荷組合のフルーツトマトですが、今年の異常な高温の影響により「花落ち」と「割れ」が多発し、生育に大きな支障が出ています。

▼通常のトマト(8/29撮影)

通常はひとつの果房から3~4玉ほど実がつきます。

▼花落ちの様子(8/29撮影)

「花落ち」とは、開花した花が実をつけることなく落下する現象で、着果不良の大きな要因となっています。

▼割れの様子(8/29撮影)

実がついても、写真のように割れが入り、正品として出荷できません。
このようなことが原因で、お盆明け以降は収量が急激に減少しており、糖度もなかなか上がらない状況です。
この状況からも、今年の高温が作柄に与えている影響の大きさが伺えます。今後も出荷量の回復は見込めず、厳しい出荷が続く見通しです。