Blog
産地が見えるブログ

記事に関する産地情報はこちら
じゃが芋マルチ剥ぎ作業とハウスアスパラ定植作業
今週の北海道は一気に気温が上がり、夏の様な天気となりました。
オホーツク地方では5月30日以降連続して最高気温が30℃を越える真夏日を記録しており、
少し遅れ気味だったタマネギの生育も遅れを取り戻しています!
以前の産地ブログ(4月7日、4月20日)にて紹介しました、
美瑛馬鈴薯出荷グループ、寺島さんのじゃが芋(男爵)ですが、低温対策のパオパオを撤去する作業が行われています。
▼パオパオ撤去作業(男爵)
家族総出での作業には、3人の息子さん達(13歳)(11歳)(8歳)も大活躍です。
芽出し作業 ⇒ パオパオ被覆作業 ⇒ パオパオ除去作業 ここまで大変な作業
を行いました。
気になる生育差はコチラです!

こんなに生育に差がついています!
最も早い『芽出し+パオパオ』は通常パオパオよりも7日程生育が早く、7月20日頃の収穫を目指しています。
ここから先の生育は自然の恵みを受けて、成長していきます。
富良野の匠ファームからは、少し珍しい作業風景を紹介します。
それはハウスアスパラの定植作業です!
前回の産地ブログにて露地アスパラの収穫や選果の様子をお届けしましたが、
露地の収穫時期は、ハウスの定植時期でもあるんです。
▼植付けする苗はとても細く、慎重に扱います。


植付けはもちろん手作業!
約360坪のハウスへ4000本の苗を植え付けました。
▼植付けの様子
30cm間隔で丁寧に植えをします、株間に土を盛っているのは、マルチ内で熱せられた
熱風が植付け穴からアスパラ苗を直撃するのを防ぐためです。
この熱風により苗が枯れてしまうこともあるので、とても大事な作業になります。
これからハウス内で、温度管理・水分管理を続けます。
2年目となる来年は『生育が順調に行けば、数日間収穫はできる』とのこと。
養分をしっかり貯めて、再来年の3月下旬頃からの本収穫を目指します。
今回植付けを行った品種:ウェルカムATは太物の発生率が高い特性がありますので、
順調に生育し収穫を迎える日が待ち遠しいです。
投稿者:itoshin