Blog

産地が見えるブログのサムネイル

記事に関する野菜情報はこちら

記事に関する産地情報はこちら

4月に入ってからは降雨の日ばかりでなかなか気温が上がらない日が続いています。特にオホーツク地方では最低気温がマイナスとなる日も多く、早い雪解けから一転して近頃では肌寒く感じられる日が続いています。

➖➖➖➖➖玉ねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

4月18日頃から定植作業が本格化する予定でしたが、雨の日が多く定植作業が進まないうえに、気温が低いためなかなか圃場が乾かず、定植作業はさらに難航しています。

4/26時点での定植作業は

 空知地区:約3割

 オホーツク地区:約2割

 富良野地区:約2割~3割

 

美幌町の佃さんでは例年より2日~3日遅い、4/20より極早種の”キタ七”より定植スタート。

平年では定植終了した生産者もちらほら聞こえてくる時期だけに、生産者も少し焦り気味です。

▼ 玉葱定植作業(キタ七)    美幌町:佃さん             撮影4/24

➖➖➖➖➖ハウスピーマン➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

美瑛町の本山さんではピーマンの定植作業がハウス内で行われました。

土づくりとして前年の秋に有機質肥料を入れており、栽培2年目となる今年は特別栽培基準を意識して、より安心安全なピーマン作りを行います。

品種は“みおぎ”で栽培面積は約2.5反、シーズン20tの生産目標に向けて收穫は6月下旬頃より始まる予定です。

▼定植後のハウスの様子(二重ハウス+トンネル) 美瑛町:本山さん   4/20撮影

寒さに弱いのがピーマンですが、栽培しているハウスは二重ハウス+トンネルが設置されており、さらに各ハウスに加温装置もあり、万全の低温対策しています。

▼ 定植直後のピーマン(美瑛町:本山さん)    4/20:撮影

本山さんのピーマンは食味で高い評価を得ていますが、もっと美味しいピーマン作りを目指して2年目のシーズンがスタートしました。

➖➖➖➖➖ミニトマト➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

卓越した灌水コントロールにより、高い食味評価を頂いている新十津川町の中川農園でもミニトマトの定植作業が始まりました。

定植している品種はキャロルスター。

4/18から始まった定植作業は2日おきに行うことで、収穫時期が重ならないようにしています。

合計20回の定植を行うため、定植作業は5月下旬頃まで続きます。

作業は大変ですが、「10月に安定して出荷を行うための工夫」と中川さんが話してくれました。

今年は例年よりも少し多い約1haの作付を予定しており、收穫は7月上旬からを予定しています。

▼ ミニトマト定植作業の様子(新十津川町:中川農園)      撮影:4/18

一方、同じ新十津川町の長太農場ではミニトマトの定植作業が終了しました。

栽培品種は甘っこ。長太農場ではおなじみの品種です。

今年は長期間の收穫に耐えれる様、接ぎ木苗を準備し、長いシーズンに向けた準備もしっかりと行っています。

今年は昨年より少し少ない2.5反の作付、収獲は6月中頃より始まります。

コチラも良食味で高い評価を得ていますので、今から収獲が楽しみです。

  • ミニトマト定植完了(新十津川町:長太さん)         撮影:4/18

定植作業を終えてホッとしている様子の長太さんでした。